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本当に登れるのだろうか。

昨日、一昨日と譜読みをした。

バッハのシンフォニア3番とラヴェルのソナチネ第二楽章、第三楽章。
バッハはテーマを追うのはそんなに難しくないが手の小さい私では鍵盤を押さえ続けられない箇所があるし、何より全体的に運指が難しい。
そう、シンフォニア3番、難しい。

ここで時間をかなり使う。

早くラヴェルに取り掛からなくちゃ。

ゆったりした第二楽章。音数少ないからすぐ読めるし弾けるかなと思ってたけど、これが全然進まない。
冒頭の1小節目から左右の手が見事に重なって互いに絡み合い次の音まで指が出ない。
ということで弾きやすいように一部右手の音を左手に担ってもらうよう勝手に楽譜書き換え。それがまた頭に入っていかないものだから、なかなか正しい音が押さえられない。

千里の道も一歩から、と言うが、こんなにも遅々としていてはエベレスト登頂の前のベースキャンプにも辿り着かないのでないか。
まだ日程的には余裕はあるが、焦る。

ソナチネはDes dur(変ニ長調)。♭が5コあるのだけど、臨時記号の嵐で途中もちろん⁈転調もするので頭も追いつかない。不協和音も多い。不思議な音の連なりが魅力の曲だが、それゆえに暗譜できるのか不安になる。

ピアノは聴くと弾くでは大違いだ。

ぐちぐち言ってないで、喰らい付くと決めたんだから喰らい付こう。
優秀なシェルパがいても山を登るのは私。
私が自分で進まないと、道は開けないのだ。

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