「推し」がいなくて、周りに認められなかった小中学生時代
小中学生の時、いわゆるアイドルにははまらなかった。
そのせいで人間関係でかなり苦労した。
小学校時代、空前のAKBブーム。
女の子はみんなAKBの曲が踊れて当然だった。(ヘビーローテーションとかね)
私はアイドルに興味が無かっただけで、音楽番組は大好きだったから、Mステとか欠かさず見てたし、AKBの曲は知ってた。
けど、だからといってダンスまでは踊れず…
「だって、AKBって、48人?とかそれ以上とか、そんなにたくさんいるくせに、ぜんっぜん歌うまくないじゃん!ていうか、下手じゃん。歌手じゃないじゃん。
カメラに向かってニコニコしてるだけじゃん」って思ってた。
(※AKBファンの方、いらっしゃいましたら本当に申し訳ございません)
てことでAKB興味ないどころかアンチ勢だった私に人権はなかった。
「何あいつ、AKBも踊れないのかよ」みたいな視線、痛かったなぁ
ぜんぜん輪に入れてもらえなかった。
そして中学時代。
部活の同期の女子は、私入れて3人。
そう、「3人」。
めっちゃめんどくさいんですよ。3人って。
私以外の2人がめっちゃ仲良くて。
いつもペアからハぶれるのは、私。
特に、2人は嵐が好きで。
1人は松潤ファン、1人は大野君ファンだった。
私も、人生で初めて買った(買ってもらった、といった方が正しいかもしれない)CDは、嵐だった。「5×10」だったかな。
だから、嵐の曲はそれなりにわかった。
けど、二人ほどのファンじゃなかった。
当時は世界の終わりにはまってた。
部活の車だしの時、二人のおうちが車を出すときは必ず、嵐のライブDVDを鑑賞した。行きも帰りも。
特に5×10は何度も見たから、ここがポイント!とかまでよく覚えてる。
二人によく「Nonちゃんは誰が好きなの?」って聞かれたけど、私には推しメンがいなかった。そもそも誰か特定の人、芸能人、アイドルに「ハマる」っていう感覚すら、当時はまだわからなかった。
だからとりあえずその場しのぎで
「櫻井君」って答えておいた。二人とかぶらないように。
けど、困ったのが5×10のライブDVDを鑑賞するとき。
「5×10」という曲には、たしかラップパートがあって。
二人は松潤と大野君のパートを完璧に歌えるんだけど、私はそこまでの熱がなかったから、歌えなかった。
で、言われるわけ。
「なんで歌えないの?本当に好きなの?」
今思えば、私の嵐に対する好きは「アーティストとして好き」「曲が好き」「5人が生む空気感、おしゃべりが好き」だったんだと思う。
(実際、嵐にしやがれが大好きで、毎週見てた。VS嵐は、確か公文が被ってて見られなかった)
でも小中学生くらいでは、
「特定のアーティスト、芸能人が好き=その芸能人「個人」が(時には異性として)好き」
みたいな「常識」みたいなのがあって、そこから外れてた私は本当にしんどかったなぁ。
ちなみに世界の終わりも、世界観とかメッセージ性に惹かれてた。
あと、私はピアノが編成に含まれてるバンドが好きみたい。
セカオワの次にハマったバンドは、ひげだんだったので。
ピアノ自体、大好きだしね。
(逆にエレキをうならせるようなバンドの曲は本当に苦手。
とか言いながら子供の頃から親の車で聞かされてたB'zやBowyの曲はめっちゃ好きだよ!!笑)
私に初めて「推し」ができたのは、高校に入ってから。
高校は女子校で、合唱とミュージカルをする部活に入ったんだけど、「女子校」で「ミュージカル」する部活だから、やっぱり各代に一人はヅカヲタ(※宝塚ヲタク(ファン))がいて、私も例に漏れず布教されました。
でも最初は私もハマらなかったの。別に男役さんがかっこいいとも思わなかったし。化粧濃いし。なんか、「異質な空間」だなって。
けど、宝塚って地方公演やってて。
私の地元にもやってきたんです。雪組が。
しかも、私の生まれ育った町の市民文化会館に!!
ちなみに、当時のトップスターは望海風斗さんと真彩希帆さん。
ちょうど前のトップスターだった早霧せいなさんが退団されたばかりで、お披露目公演でした。
やばい、もともと予定してた話とぜんぜん違うこと書いてるし、話が止らなそう。
とりあえず今回はここまで!
私が宝塚にハマる話は、また次回!
P.S.
ピアノがいるおすすめバンド知ってる方いたら、是非教えてください!