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子供と良好な関係を築く5つの方法

先生方は夏休みが明け、子供達ともう一度関係を構築し直す時期ですね!

私は1・2・5・6年生の担任経験があります。学年に応じて、子供と良好な関係の築き方は異なりますが、共通して実践していたことをアウトプットしてみようかな〜と思います!

教員に限らず、何か子供との関係づくりに関するヒントになれば幸いです!

①Iメッセージで伝える

子供に伝えるメッセージは、「Iメッセージ」を意識します。Iメッセージとは「〜しなさい」ではなく「私は〜だと思う」という感じで、自分を主語にして物事を伝える方法です。

例えば「遅刻するな!」ではなく「私は遅刻すると心配だよ」と伝えたり、「なんで連絡しないの?」ではなく「私は連絡がないと不安だよ」と伝えたりすることです。

結局のところ、問題に対する答えは、子供達の中から引き出さなければ意味がありません。大人が意見を引き出したところで、どこかで歪みが生まれます。

立場の強い大人が意見を押し付けないためにも、Iメッセージは有効です。

②良いところを見つけて褒め続ける

とにかく、子供の良いところを見つけて褒め続けましょう!どんなにやんちゃな子でも、絶対に良いところ・良い瞬間があります。例えば、授業ではふざけていても、スポーツではリーダーシップを発揮する、など。

そこを見逃さず、同じことでも褒め続けることで、子供との関係性は変わっていきます。

③生徒指導の基本は「子供に気づかせる」

子供が成長するにつれて、生徒指導や叱るべき案件があったときの基本は「子供自身に気づかせる」ことです。

例えば、AさんとBさんの間でトラブルがあった場合。
まずは、誤解がないように事実確認。ノートの真ん中に線を引いて、警察のようにAさんとBさんの事情聴取を丁寧に行います。

言い残したことはないくらいしっかり話を聞いた後は「じゃあ、どこが問題だったと思う?」「相手のどこに嫌な思いをした?」と、ノートを見せながら子供に問います。子供から自分の悪いこと、相手の嫌だったところを引き出すことで、自然と謝れるだけでなく、すっきりとした気持ちになる問題解決につながります。

超雑ですがこんな感じでしょうか。笑

あと、夏休み明けに多い「宿題終わってない問題」。大切なのは、なぜ宿題が終わってないのか?ということ。さまざまな家庭の問題が関わっている場合もあるため「終わってないから叱る」という短絡的な生徒指導はあまり良くないです。ここでも、子供から引き出し、子供に決定させることが重要。

「なぜ終わってないのか?」「じゃあ終わってない分の宿題はどうするのか?」ということを子供自身から引き出して、それを守れるようサポートに回るのが良いかと思います。

④子供の目線に立つことをする(たくさん遊ぶ)

学級(子供との関係)がうまくいってないなあと思ったら、とにかく遊びましょう!管理職からはいつも「とにかく子供と遊べ!!」と言われていました。笑

授業がうまくなくても、子供目線でたくさん遊べば、それだけで「学級経営」に関してはうまくいきます。子供は一緒に遊んでくれる大人が好きなのです!昼休みのドッヂボールでも良いし、授業中のミニゲームでも良いし。。

なんなら授業を「ゲーム」のように、遊びながら学べるものにできれば最高です!子供達から「え、もう授業終わったの?」「授業じゃないみたいだったー!」という声が引き出せたら大勝利だと思ってます!!

「遊びは学び」なので、遊びの中で良いところを見つけ出すのも有効です。

赤坂先生の本は、クラスの学びになる遊びがたくさん詰まっていて最高です!!

⑤全体ではなく個とコミュニケーションを取る

教員はどうしても全体とのコミュニケーションになりがちですが、なるべく一人ひとりの子供と関わる時間を取ることを意識します。一人ひとりと関わることで「私はあなたをしっかり見ている」というメッセージにつながるからです。

例えば、授業の最後にノートを持って来させて、一人ひとりに声をかけたり、黒板に一人ひとり意見を書かせたり。一人ひとりが意見や感想を自由に書けるトーキングノートを準備してやりとりしたり。

不安定になりがちな始業式や終業式に、子供一人ひとりにメッセージを書いて渡すことも有効です。

ただ、大変だし時間も取られるので、仕事や自分のキャパと相談しながらの実施になります。「今日はこの子と話そう!」と決めて、話しかけるというのも良いですね!

おわりに

すべてに共通することとして「子供に粘り強く関わり続ける」ことが大切かな、と思います。

しつこくするんじゃなくて「私は見守っている」「あなたの頑張りをいつも見ている」ということが子供に伝わっていればOK!私は「子供が出発点になっているか?」ということを考えていました。子供と関わる上でのヒントになれば幸いです!


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