シングルマザーの子育て

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20年前に、日常を動画にすることが職業になると誰が予想してただろうか。

今では、ユーチューバーはなりたい職業にランクインするようになったが、数年前までは、ちゃんと会社に就職して働きなさい。と認めてもらえなかったことだろう。

私たちの日常は、こうでなければならない、これが当たり前という見えないしばりがたくさんある。


それに気づいてない人さえいる。

そして、幾度となくやりたいことを諦めてきたことか。

今の子供達の20年後の世界や職業はまったく持って想像ができない。

私は、シングルマザーになり、子育てをするにあたり、自分ひとりの考えで突き進んで良いのかと悩むことが多かった。夫婦ふたりの意見が混ざり合うことで、偏りのない考え方ができるのかなと思うが、ひとりだから仕方がない 笑

この子達が社会にでて生きやすいように、そして、この子らしく生きていけるようにと接してきたちょっと変わった子育て論を書きたいと思う。

まずは、ここのゾーンは落書きしてもシールを貼っても良い、という場所を決めた。

私は四角い画用紙に絵を描くことに違和感がある。目に映るこの世のものは、四角に収まるわけがない。だいたい地球は丸い🌏

四角い画用紙の中にうまく収まるように絵を描くことは、人生で決められた枠の中でなら自由に表現してよいよ、はみ出しちゃいけないよ、と教えられるような気がして嫌だった。

だから壁に自由に落書きをして良いことにした。その壁は今では思い出の詰まった宝物になった。

ふたりの息子達は、現在23歳と20歳になるが、ふたり共が園拒否児童だった。

5歳の長男が「僕な、今日幼稚園辞めてきた!なんで幼稚園行かなあかんかわからへんもん。荷物も全部持って帰ってきたでー」と嬉しそうに園から出てきた。

😳

絶句。でもよく考えると、行かなあかん理由を説明できなかった。

5歳の息子の話を聞き、園に辞める話をしに行ったら

「お母さん!幼稚園を辞めるなんて、世間からはみ出す子を作る気ですか!はみ出し子ですよ!」と担任から激怒された。

その言葉を聞いて、なるほど、この園には用はないと思った。

私の意見が変わらないので担任は、息子に「先生、さみしい、さみしいし幼稚園に来てよー」と泣きはじめた。

結局、5歳の息子が出した結論は

「先生泣かはるしかわいそーやし幼稚園行くことにする」だった。笑

将来、彼女が出来て「別れるのいやー、だってさみしいもん」と泣かれたら、息子は別れるのをあきらめるのかと不安は残ったが 笑

あと

運が良い、あなたは運が良い子だから全て上手く行くよ、と言い続けた。

運がよいとおもえれば、大丈夫だという安心感のもと行動できる。結果うまく行く。

世の中の当たり前を当たり前とせず、自分に自信を持ち、とにかくたくましく生きていける力をつけたかった。

一度、当たり前を取っ払って欲しい。理由はわからないけど、みんなそうしてるから私もする、ということが結構たくさんあるはずだ。

"はたらくを自由に".

当たり前を当たり前ととらえない、未来に対応できる子供達を育て、その環境やチャンスを与えてあげるのが私達大人の役目かもしれない。


その後、この子たちがどうなったかはおいおい書いていきますね。

私の下手くそな文章を最後まで読んでいただきありがとうございます😊






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