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#06.SHElikesのサイレントコーチング受けてみた
こんにちは。
フリーランスを目指してオンラインスクールSHElikesにてスキルアップ中の のさき です。
SHElikesで月1回のコーチングがありますが、最近サービスとして正式に取り入れられた「サイレントコーチング」を1月上旬に初めて体験しました。その感想をまとめてみようと思います。
今回はシーメイトさん向け、またはSHElikes入会を検討している方向けの内容になってます。
<💡本記事でご留意いただきたいポイント>
・記事の内容は、コーチングの流れをメモに残してそれを書き起こしましたが、記憶を頼りに書いている部分も多く、実際の流れと多少違う箇所もあるかもしれません
・ファシリテーターをするコーチによって、流れやアドバイスが違ってくるかもしれません。このレビューが全てではないことをご承知おきください。大まかな流れなど参考になれば幸いです
前置きが長いので、サイレントコーチングの内容だけ知りたい方は、目次の「サイレントコーチングの流れと各パートの内容」をクリックして飛んでくださいね。
◼️サイレントコーチングを受けたワケ
自分で書いておいてなんですが、「ワケ」とわざわざ見出しをつけるほど大それた理由はありません。ただただ「グループコーチングの日程が合わなかったから」です。
今回日程が合わなかったのには、いろんな条件が重なりました。
年末年始の予定がなかなか立たず、予約がギリギリで空きが少なかった(いつもはコーチング中に次回分を予約してた)
子どもの長期休暇中で日中はできない(子ども2人ともおしゃべりがそれはもうすごい)
かと言って夜は寝かしつけがあって開始時間に間に合わないことが多い。「間に合わないのでは?」と思いながら夕方~夜の育児をこなすのはできれば避けたい
年末年始は実家に帰っていて、自宅に帰ってから落ち着いて受けたかった(親に聞かれるのなんだか恥ずかしい。私だけ?)
受けたいコーチの日程が空いてなかった
私はコーチングを月初に受けるようにしています。月の切り替わりとともに目標設定・コーチングをすると「今月もがんばるぞ!」と気持ちも切りかえやすい気がするんですよね(月の途中だとキリが悪いというか…)。このルーティンを崩したくありませんでした。
そうなると子どもの冬休み終わりまでは待てない…せめてこの日までにはコーチングを済ませたい…!と選べる日数も限られていました。
グループコーチングは日程が厳しい。
でもカメラ・マイクOFFでできるサイレントコーチングなら、日中子どもを見ながらでもできるかも!と、当日午後の枠を急いでポチッと予約しました(運営さん、直前予約ごめんなさい)。
◼️サイレントコーチングの流れと各パートの内容
実際にどんな内容だったのか、私の経験を踏まえてご紹介していきます。
<サイレントコーチング全体の流れ>
・オープニング
・簡単に先月の振り返り(約3分)
・先月の振り返りをさらに掘り下げてみる(約7分)
・今月の目標立て(約3分)
・目標立てをより具体的に(約7分)
・ビジョンマップの更新(約3分)
・ビジョンマップの深掘り(約7分)
・ビジョンマップを達成した時のことを思い浮かべて瞑想(1〜2分)
・クロージング
参考程度にみていただければと思います…。
▼オープニング
zoomに入室後、終始コーチのファシリテートで進行していきます。最後まで参加者のカメラとマイクはOFFです。
▼簡単に先月を振り返る(約3分)
グループコーチングと同様、SHElikesのマイページ上にある振り返りのページを使用します。グループコーチングと違う点は"事前に記入しなくても良い"ところです。サイレントコーチングの時間内で、順次記入していきます。
▼先月の振り返りをさらに掘り下げる(約7分)
振り返りを記入した後、その内容をさらに深掘りしていく時間が用意されています。私の受けた回では、コーチから深掘りする時のワンポイントアドバイスのアナウンスがありました。
目標を達成した時にどう思ったか考える
逆に目標達成を目指している時にもやもやした時はあったか。それはどんなときだったか考える
私の振り返りでは、目標を達成できた要因(タスク管理ができていたなど)や、できなかった場合はその原因(事前の計画に無理があったなど)を書くことはありますが、達成した時やうまくいかなかった時のマインドにフォーカスしたことはあまりなかったので、新しい視点でした。
▼今月の目標立て(約3分)
振り返りの時と同様、目標を考えリストアップします。
余談ですが、私は目標を立てる時には学習のことだけでなく私生活のことなども目標に入れ、タグをつけるようにしてます。
これは以前にコーチングしてもらったコーチの目標の立て方を真似したものです。モチベーションアップのために、達成した時のご褒美や自分の気分をあげるアクションを設定するのもオススメだそうです。
(例)
・【学習】〇〇コースのLESSON2を受講する
・【myself】1:00までに就寝する
・【myself】バナー提出したらご褒美に回転寿司に行く
▼目標立てをより具体的に(約7分)
自分の立てた目標をさらに深掘りし、具体的なアクションになっているか今一度チェックします。ここでもコーチから深掘りのためのアドバイスがあります。
私が目標を立てる時は”ブレイクダウン”といって、細分化することを意識しています。例えば、「WEBデザインの学習に集中する」という目標があれば、そこからさらに分解して「WEBデザイン入門LESSON2を受講する」、「デザイン分析10件に取り組む」など、数値目標などを入れます。具体性を持たせるとアクションがより明確になり、取り掛かるときのコストも減るので目標達成しやすいです。
▼ビジョンマップの更新(約3分)
最後にビジョンマップの内容を見返します。
このビジョンマップの更新には毎回迷っていて、1番はじめに書いた内容からあまり更新できてないことに少しモヤッとしていました。
▼ビジョンマップのさらなる深掘り(約7分)
結局、前の3分間でビジョンマップの内容はアップデート出来ず。しかし、この深掘りの時間でコーチからアドバイスがありました。
「ビジョンマップは想定している1.5倍具体的に書いてみましょう」
このアドバイスを受けて、ビジョンマップの内容を以下のように書き換えてみました。
(前)ONとOFFの切り替えをしっかりする
↓
(後)仕事の休みをスケジュールに落とし込み、自分や家族の時間を確保する
"ON/OFFが切り替えられている状態"というのが、自分にとって具体的にはどういうことなのかを想像して行動ベースに落とし込んでみました。
他にもいくつかの項目で、こうした"落とし込み作業"ができました。
▼ビジョンマップを達成した時のことを思い浮かべて瞑想(1〜2分)
目をつむり、書き上げたビジョンマップを達成した時の自分を思い浮かべて、その時の気持ちや頭に浮かんだ景色を観察する時間です。
はじめは「瞑想…?」と少し懐疑的だったんですが、新たな発見があって有意義なプログラムでした。
そのとき私が思い浮かべたのが、
”窓から差した日の光が当たる、整頓されたデスクで作業する自分”
その風景から理想の自分の未来をこのように連想しました。
仕事の資料を整理整頓する余裕のあるスケジュール進行
請求書や領収書が整理されている。経理業務の知識を身につけている
デザイン本など、たくさんじゃなくても好きな本に囲まれたい
身体にフィットするこだわりの椅子
こうした具体的なイメージがあると、アクションが明確になったりモチベーションもアップしますよね。このイメージにあった写真を検索してビジョンマップに貼り付けました。
▼クロージング
アンケート入力などの案内があり、全体のプログラムが終了です。
◼️サイレントコーチングのメリット
実際にサイレントコーチングを受けて、次のようなメリットを個人的に感じました。
❶コーチング内でマイページ記入ができ、振り返りと目標の設定の時間を確保できる
❷予約しやすくスケジュールが立てやすい
❸誰かに向けて発表することを考えなくて良いので、思考の掘り下げに集中できる
❹自分で「掘り下げて考える力」を伸ばすことができる
❶コーチング内でマイページ記入ができ、振り返りと目標の設定の時間をたっぷり確保できる
自身の振り返りというのは、仕事のように締切もなく、待たせる仕事相手もいない。大事なことではあるけれども"しばり"がないので、優先順位が低くなりがちだと思ってます。
日々舞い込んでくる仕事や家事、育児など、そのときどきでmustでこなさなければならない事由が優先となり、後回しにしてしまいがちです。
そこでコーチングを予約して”誰かとの約束”とすることで、強制力が生まれます。自分だけのことではないものになるので、タスクの優先順位をあげることができていると私は考えています。グループコーチング、サイレントコーチングともに、この”自分の振り返りや目標設定を確保する効果”というのが一番の強みといってもいいのではないでしょうか。そしてサイレントコーチングではさらにこの強みが強化されていると思います。
グループコーチングでは、事前に振り返り・目標、ビジョンマップの更新を済ませて望まなければいけないので、他のことが立て込んでいると隙間時間に急いで済ませることも多々あり、じっくりと向き合えていないかも、と自覚しました。
その点、サイレントコーチングでは、1時間じっくりたっぷり内省に時間を費やすことができます。自分だけの振り返りではここまでの時間確保できていなかったので、しっかり内省することができました。
そして”マイページを事前に記入しなくても良い”という点は、仕事や育児の隙間をぬってスキルアップに取り組むシーメイトさんにとって大きなメリットになる場面もあるのではないでしょうか。
❷予約しやすくスケジュールが立てやすい
グループコーチングが3人枠なのに対し、サイレントは30人枠があります。日程が近くても埋まってることはほぼありませんでした。「すぐに受けたい!」というニーズにも対応してくれます。
❸誰かに向けて発表することを考えなくて良いので、思考の掘り下げに集中できる
コーチに向けて発表する時、「なんかきれいに言わなきゃ!」ってなってしまうことありませんか?私は結構そうなってしまいます。あと、コーチの問いかけに答えている時、「あれ?何聞かれたんだっけ?」と会話の着地点を見失ったり…(私だけ?)
サイレントコーチングでもコーチからの問いかけがありますが、発表はしなくても良いので、内省に没頭できます。
❹自分で「掘り下げて考える力」を伸ばすことができる
内省に没頭できることに加え、コーチから”思考するためのコツ”を受け取ることができるので、次回からの自分だけの振り返りにも活かせます。
”思考するための筋肉(?)”がつく気がします。思考の筋トレです。
◼️まとめ:サイレントコーチングはこんな人におすすめ!
・仕事や家庭が忙しく、先々の予定を組むのが難しい人
・人前でしゃべることが苦手な人
・自宅育児等の理由で、カメラ・マイクONは気が引ける人
・自分の振り返る力・思考を掘り下げる力を伸ばしたい人
上から3つの項目は、参加する前からなんとなく想像できる方も多いと思います。しかし、注目してほしいのは”自分の振り返る力・思考を掘り下げる力を伸ばしたい人”というところ。
「なんか振り返りに具体性がない気がする」「目標を立てるのが苦手」「ビジョンマップを全然更新できない」などなどお悩みの方、お試しに受けてみてはいかがでしょうか?
◼️サイレントコーチングを受けた感想
正直な話、サイレントコーチングのサービスがスタートした時、気にはなったものの「利用することはないだろうなー」なんて思っていました。グループコーチングの満足度が高く、なんの不満もなかったからです。
▼あるコーチングがすごく心に刺さり、感動して書いた過去の記事
子どもの出産を機に突入した専業主婦期間が長い私、とにもかくにも大人と話す機会に飢えていました。人前での発表はいつも緊張してしまうのですが、それ以上にコーチとの会話や他のシーメイトさんのお話を聞くこと自体が楽しみでした。
思考をアウトプットしたり、コーチの問いかけで思考を掘り下げてネクストアクションを見つけることができたり、自分の成長に大きくつながっている実感があったのも要因です。
すごーーーーく口の悪い言い方をすると、サイレントコーチングは”グループコーチングの下位互換”的な存在なのかと思っていました(運営さん、本当にすみません…)。
今回受けてみて、自分の思考の中での新しい発見や、掘り下げのコツのようなものを知ることができました。
サイレントコーチング、グループコーチング、それぞれに効果やメリット魅力も異なるので、”その時々の自分のニーズに合わせて使い分けをする”というのも、ひとつの利用方法ではないかと思います。
この記事の中では、コーチから受けたアドバイスすべては書いていません。気になった方は、ぜひサイレントコーチングに参加してみてください。
自分の中でどんな発見があったか、体験してみていただければと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!