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前日日記(9/2Mon.)-台風一過とショックなニュース

◆食事

朝食:トースト バナナヨーグルト 牛乳

昼食:残り物の焼肉ともやしでごはん

夕食:サバの塩焼き 卵焼き 冷やしトマト ワカメと豆腐の味噌汁

◆出来事

午前中は台風の後始末。
ベランダを掃除して、植物を戻して、物干し台も組み立て直して。

そして洗濯。
鳥かごの大掃除。
久しぶりの晴れを満喫。

と、良い気分だったのに。

夕方飛び込んできたニュースに衝撃を受けて、その後はどんよりとした気持ちで過ごした。

敢えて言うけど、キキちゃんは「とんだとばっちり」なのだ。
まあ、彼女だけでなく、この悲劇が起きた時の宙組生全員がそうだと言えるのだが。

元凶は運営側の「やりがい搾取」からの過重労働だ。
雇用関係にある劇団員を「生徒」と呼び、「自分のことは自分でね」と現場仕事を丸投げしてきた。
劇団内には100年かけて培われた確固たる秩序があって、「全体で助け合う」ということは認められていなかった。
同期だけが頼りの中で、その同期がほぼいなくなり、負担が一人に集中した。
その過程で、上級生との間に行き違いがあった。
それを週刊誌は「女同士ってイヤねぇ」的に面白がって煽情的な記事を出した。
それが亡くなった本人の目にも入り、劇団内でも問題になり、ますます追い詰められてついにパンクしたのだ。

人には「野次馬根性」というものがある。
ゴシップ誌のやり方はその弱みに付け込んだ卑劣な商法だと、私は心から軽蔑しているが、今回は特に、多くの若い女性の人生を狂わせる結果となったことを、別に公にしろとは言わないから、関わった人においては心の内で反省の気持ちを持ってもらいたい。
そして、人をいたずらに傷つけない報道を目指してもらいたい。

芹香斗亜はスペックの高い優秀な男役だ。
トップまで17年の遅咲きだったが、だからこそ満を持しての、ファン待望のトップだった。
何事もなければ立派に宙組の一時代を築いて、外の世界に羽ばたいていっただろう。

彼女が退団後をどう考えているかはまだわからないが、見守ってきた一人としては、外の世界でさらに大きな花を咲かせてほしいと願う。



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