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ビッケブランカ/Knightclub-神々しいとしか言いようがない

9月4日にビッケブランカのニューアルバムが出た。


ビッケブランカは良く聴くアーティストの一人、だった。
新曲を楽しみにする程度には好きだった。
だから、さっそく聴いてみた。
そしたら、私の中に神が降りてきた・・・・・

と思ってしまうくらいの衝撃だった。

1曲目の「Yomigaeri(with 槇原敬之&絢香)」
なんなの、この神々しさは。
マッキーの声の透明感、最後に低く響いてくる絢香のハスキーボイス。
全部が人間離れしてる。
歌詞の世界観も、現世じゃないよねっていう。
魂になってるよねって。

って思ってたら、MV見て鳥肌たった。
やっぱり「復活」だったのね、そうなのね?ああ、よみがえり、だもんね。
なんでそんな曲が降りてきたんだろう、ツアーで世界を回ってきた影響なんだろうか。
この人、うちの娘と同い年なのだ。
そう思うと才能や感性の凄さを実感するというか。
そりゃ、うちの娘なんかと比較すればそうなるのは当たり前だけども。

そして7曲目の「白夜」-科捜研のエンディング曲。
ドラマ見てて「いい曲だな~」「え、ビッケなんだ」って思っていたけど、歌詞までちゃんと聴いてなかったから。
初めてちゃんと聴いた時「あ、私、死ぬ」って思った。
ネガティブな意味ではなく、自分はもうここまで来てるな、生き切ったな、もう死ぬんだな、って。
それで、自分に対して初めて「ここまで頑張って生きてきたよな~」っていう涙が出た。
なんか、そう思っていいんだって思えたって言うか、わかってくれる人(神?)がいるんだなって言うか、許された感というか。

そこからの、インストゥルメンタルの「White ≠ Coloreless」~「またね」の流れの優しさ。
の後に、最後に来る「Old Rivals[A Self-Cover of "Rivals!"]」の、よく知ってるビッケくんの楽しくて身体が動いちゃう感じ。
これ、ヒプノシスマイクへの提供曲なんだと知って、そちらも聴いていたけど、きちんとめちゃくちゃビッケ節でやっぱり嬉しくて楽しかった。

前半の曲たちも、今まで聴いてきたビッケくんの曲たちとは少し感じが違っていて、やっぱりどこか浮遊感があって、全体の流れが絶妙で時間が短いこともあって、何度もリピートして聴いてしまう。

あんまり聴き過ぎたら情緒が鈍っちゃう、と思いながらも、今は聴かずにはいられない状態で、このところ毎日、FMも聴かずにずっとビッケブランカを聴いている。
改めて、最初のアルバム「ツベルクリン」から。

そして、「Knightclub」の曲たちをどうしてもライブで聴きたくなって、ライブチケットを取ってしまった。
お芝居関係はしょっちゅう行ってるけど、音楽ライブはいつ以来だ?
えーと、イエローモンキー再集結以来だから、8年ぶり?
大丈夫か、私の足腰(~_~;)
会場がアリーナではなくオリックス劇場というのが、ちょっと救いだったりして。

久しぶりだけど楽しめると言いなあ。



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