音読 『感受体のおどり』 第19番
第19番を音読します。
第19番: おどり・後期(月白・火守木・熟先・私(・日乗・練緒))
伝統芸能というのは、まず師匠から基本の型を教わり、何度も繰り返し、身体に染み込ませた上でそこに魂を入れてゆくと読んだことがあります。
「型破り」とか「形無し」などという言葉の始まりも、伝統芸能だと聞いたことがあります。
主人公の「私」のことを、周囲の人は褒め言葉として「踊りが(師匠の)月白に似ている」と言います。
「私」は、皆からそのように言われる自分の気持ちは置いておき