開催報告「土壁納屋の再生/物品整理」
2024年6月15日(土)
母屋の隣りにある土壁の納屋。
一時は、取り壊しを考えていましたが、私たちが活動する、自然をフィールドとした教育事業 #もりのび で、大学生や、地域の子どもたちと共に、土壁の納屋の再生を行うことにしました。
第一回目は、納屋の中の整理
封印されていた出入り口をバールでこじ開けました。
すんなり、物品出しができると思いきや、なんと!納屋の主発見!
しかも、息を引き取った状態でした😭
そーっと、運び出して、みんなを見守ってもらえる、大きな杉の木の下にお墓を作ってあげました。
予想外の出来事でしたが、長年、放置状態の空き家では、当たり前のことなのかもしれません。空き家問題で、何が起こりうるのか、また、動物の生と死ということを目の当たりして、沢山のことを知り、学ぶ機会となりました。
残置物からは、茅葺き屋根の道具や、釜、火鉢や、農機具、そして、貴重な歴史的な資料も発見することができました。元々の家主は、江戸時代生まれ、お役人だったことが分かりました。
貴重な資料たちは、少しづつ整理して、この屋敷の歴史を辿ってみたいと思います。
資料の一部は、母屋改修後の店舗に、展示していきたいと思います。