\\2年半ぼっちの Physics の授業//
こんにちは〜⛅️
今回は「Group 4:理科」についてご紹介します。
初の理系科目の紹介です^_^
Group 4 の科目
文科省の IBコンソーシアムによると
グループ4の科目には
の7つの科目が存在します。
私の学校では
・生物(Biology)
・化学(Chemistry)
・物理(Physics)
のみ開講しており、上記の3つから最大2科目選択できました。
私は
生物HLと物理SLを選択しました。
私の学校では Group 4 の科目から
必ず1つHL科目を選択しなければなりませんでした。
例:
・Group 4 から 1科目選択の場合 → その科目は必ずHL
・Group 4から 2科目選択の場合 → 1つは必ずHL、2つ目は必ずSL
という感じです。
そのため、海外や日本の大学で
「理科科目で2つ以上HLを履修していること」
という志望条件がある学部は受験できませんでした。
今回は Physics についてお話ししていきます。
Physics SL は英語で受けていました🙀
Physics とは
私の学校のシラバスに以下のことが記載されています。
簡単にいうと、これは Group 4 全体に言えることですが、
「高校の範囲はもちろん、
大学で習うような発展的なことも学ぶよ〜!」
というのが物理、Group 4 全体で言えることです。
なぜ英語で物理受けたの!?
前に紹介した Group 2 の English B の授業に加えて、
もう1科目、英語で授業を受けなければならないのです🥺
ただ、私の学校は
全ての科目が英語で開講されている訳ではなく
以下の科目の中から英語科目を選ぶ必要がありました。
・数学HL(Mathematics: Analysis and Approaches)
・物理SL
・芸術SL(Music / Visual Arts)
私の学校の多くの人は数学HLを英語で受けていました。
それは、中学3年生の時から英語で数学の授業を受けるクラス(以下、英語数学)があり、多くの生徒がそのクラスに属していたからです。
DPで英語数学HLを履修するためには、
中学3年〜高校1年の時点で
英語数学のクラスを取っている必要がありました。
しかし!!!!
私は、その英語数学のクラスを取っていなかったのです😇
というのも、私はとても数学が苦手で、
「日本語で授業受けてても数学無理なのに
英語で数学の授業受けるなんて尚更無理すぎる、、」
状態だからでした。
私に残された選択肢は
物理を英語で取る🪐 vs 芸術を英語で取る🎼
の2択です。
最終的に物理を英語で取ることにしましたが、
その理由は下にある通りです。
物理を選択したとき、芸術を選択したときの
メリット・デメリットを考えると
物理を英語で履修した方がメリットがあったため、
物理の授業を英語で受けること(以下、英語物理)に決めました✊
授業内容
※あくまでも私の学校の場合です。
なんと、私の学年で英語物理を選択したのは私だけでした。
そのため、1年半ずっと先生と1対1の授業でした!!!
(贅沢な授業ですよね!私1人のためにと思うと感謝です)
SL科目なので
週に2回授業がありました。
1セッション=100分授業なので
週200分は英語物理の授業でした。
教科書
授業は主に Pearson の教科書を元に進められました。
ですが、
日本語でもあまり物理を理解していなかった私が、
英語の教科書で物理を理解できるわけない〜ということで、
日本語の物理の教科書も個人的に使っていました。
ユニット
1年半で8個のトピックを扱いました。
Topic 1:Measurement and uncertainties
Topic 2:Mechanics
Topic 3:Thermal physics
Topic 4:Waves
Topic 5:Electricity and magnetism
Topic 6:Circular motion and gravitation
Topic 7:Atomic, nuclear and particle physics
Topic 8:Energy production
私たちはコロナの影響で試験数を減らされた最後の世代なので、
Option 科目は習いませんでした。
そのため、
Option 科目について何も知らないので説明できず申し訳ないです🙇
物理SLと聞くと、
「日本の物理基礎と同じか〜」
と思いがちですが、
SLですが日本の基礎なし物理の内容もありますし、
日本の高校では習わない内容も学びます。
(Feynman Diagramとか!)
自分難しいこと学んでるな〜感あって面白かったです。
授業の進め方
高校1年の秋か冬くらいから英語物理を受けていたので
DP生になっていきなり英語物理!状態
ではありませんでした。
その時からずっと同じメキシコ出身(たぶん)の先生の授業を受けていたので、授業スタイルには慣れていました。
Unit の最初に問いを投げかけてくるのは、
English B の授業と似ていました。
授業は主に、
先生が理論について説明してくださり、
綺麗な板書をノートに写すのがメインです。
たまに、私に質問を投げてきて、
私が答えられるまでヒントを出し続けてくれます(笑)
実験も色々と行いました。
1対1の授業なので、
・グループディスカッション等ができない
・友達と情報共有できない
…が少し寂しかったポイントです😿
英語物理の一番の魅力は、
ノートがおしゃれに見えることです!!
英語物理の先生が、とても綺麗に板書してくれるので、
ノートを可愛く作るスキルを1年半で習得しました(笑)
先生が丁寧な板書をしてくださったことで
日本語で物理の授業を受けていた時よりも
理解できたと思います。
各ユニットごとのテストもなく、
テストの回数は他の科目に比べて圧倒的に少なかったです。
「じゃあ、1週間後にテストするね〜」
という感じで、年に3回くらいテストがありました。
ですが、毎回の授業で演習問題をするので
自分の理解度は把握することができていました🙆
まとめ
物理を英語で受けていた、と言うと
「なんだかすごそう、大変そう」に感じますよね🥲
先生の話している内容に真剣に耳を傾けて、
授業後に日本語の教科書で
「ここの話をしていたんだ〜!」
と振り返って、
自分で日本語で理解を定着させることができれば大丈夫です。
英語がネイティブレベル、得意な方は問題ないかもしれませんが、
私のように英語があまり得意でない人の場合は
復習することが大切なポイントになってきます。
特に物理は grade boundary が低く、
5割とっていれば6取れてしまいます。
逆に、4割でも5取れます。
そのため、
物理が苦手な方でも評価基準が低めなので
選択してみることをおすすめします!
________________________________
1人授業だったので、そんなに楽しいことはお伝えできませんでしたが、
DPって1人授業もあり得るんだ!!
英語で物理も受けれちゃうんだ!
ということを知っていただければ幸いです。
IAに関しても機会があればご紹介したいと思います!
また、シラバス変更があったので
こちらの方が分かりやすくお伝えしてくださっているので
ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました🤍
次回:Group4 生物HL の授業について
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?