ロジカルシンキングとは「伝える力」
「エリックゼミ」✖️「デロイト トーマツ」 【Woman in Techプログラム】
先週のキックオフから1週間。
今回はデロイト・トーマツ難波様からロジカルシンキングについて教えていただきました。講義の流れについては同ゼミの磯崎友臣くんが述べていますので(「エリックゼミ」✖️「デロイト トーマツ」 【Woman in Techプログラム】Day2活動報告https://note.com/t_13omi/n/nb462b2debc2a?magazine_key=m3196346d295f)
私は本講義の核についてお話したいと思います。
講義の核「ロジカルシンキングとは...」
本講義の核:ロジカルシンキングとは、「伝える力」ということです。
皆さんはロジカルシンキングにどういうイメージがあるでしょうか?
私はコンサルタントの思考の根底にある、一種の特殊技能のように感じていました。しかし、本講義を受けることでロジカルシンキングとは特殊技能ではなく、相手のことを想い、伝わりやすく考える力であると感じました。
ロジカルシンキングの身に付け方
そのため、コンサルタントの特殊能力ではなく私たち学生でも身に付けられる力であるということです。
では、どのようにしたらその力を手にできるのか。
それは「ひたすら、いかに相手のことを思い、伝わりやすくなるか考えまくる!」これに尽きると思います。しかし考えまくる上で大切なことは、何を相手に伝えたいのか目的を明確にするということです。そして目的を常に意識しながら、複雑な問題を一つずつ構造化しながら細分化し、シンプルにする。この流れの中にMECE(もれなく、だぶりなく)やフレームワーク(演繹・帰納法、ピラミッドストラクチャー、ロジックツリー、因数分解など)があると思います。
ロジカルシンキングvs自由な発想
ロジカルシンキングは論理的に物事を構造化して考えるからこそ、自由な発想が生まれにくいのではないか。論理性が重視されるから、アイデアの広がりを潰してしまい、個性が失われてしまうのでは?と思うかもしれません。
私はかつてこのように感じていましたし、講義のグループワークにおいても話題になったことです。
しかし、この現象が起きるのは先ほど述べたフレームワークに私たちの思考が使われてしまって、思考が停止しているに過ぎない事ではないかと思います。
ロジカルシンキングによって、複雑な物事を細分化し、シンプルにすることによって、新しいアイデア・発想が生まれる。自由な発想の元、新しいアイデアを発想することとロジカルシンキングは相反することではないと思います。
まとめ
ロジカルシンキングは相手に伝える力であり、思考の根底にあることで相手に説得力を持って伝えることができます。これからグループで事業構想を考えていく中で常に意識していきたいと思います。
貴重な講義をしてくださった難波様、貴重な機会を設けていただいたエリック先生を始めとするすべての方に、ロジカルシンキングを使ったオリジナリティあふれる事業構想を発表することで恩返しをしたいと思います。