要らない
ここまできてようやく
どれほど どのくらい
形には見えない徹底したものだったか
ひとを滅ぼすものだったか
悪者にされ潰された事だったか
目には見えない所業なのだから霧の暗闇の中…
洗脳から覚め始めたまだうっすらした感覚で
そのくらいに
がんじらめで且つ苦しめられ冷酷で
見つかっていないかのように
面白がって そのままずっとなんて
子供相手の話しでもないのに子供っぽい証し
現実は暗闇にする 見つからない術を心得ていて
記憶さえもう要らないくらいで
もう散々 見えないと思って
こちらに悪だとすり替える 鋭い手さばき
貶すやり方の上手さ狡さ 真面目さのうわべ
それらはパーフェクトで
目にしてきた正真正銘表の顔裏の顔
多面性を持つ人物の正体 そこまでに及んだみっともない裏の顔は誰も絶対に知るよしもない
ありえない心の闇は
存在するべきでない闇は
有り余るピュアな塊には暗がりに消されはしない
いつかは闇を打ち消して
だって煌めきは決して消せないから
才能とは見えないもので見せることでもなくて
血が滲むほどの努力を尽くした先の先に
携える大きな力となる、と
読んだ本に書いてあったことを思い出す
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