放送大学 授業から広げる、広がる勉強がおもしろい。
2024年の2学期は10月1日からスタートということだが、すべてオンライン視聴ができるから、実質的には教材が到着したら受講をはじめられるナイスな仕組み。というわけで、私はいちばん興味のあった基盤科目「国際理解のために」から学習スタート。
勉強のすすめかた(いまのところ)
「国際理解のために」は、前半で宗教をとりあげ、後半で領土問題を考える上での基礎知識を学ぶ構成になっている。
宗教については、これまでに興味があって本などを読んだりしていたのでベースとなる知識はあったんじゃないかと思う。テキストを読んでも「復習」と感じる部分も多かったので、知らなかったことに下線をひいたり、キーワードをチェックしたりしながらテキストを読んだ。それから1.5倍速で授業を聞いた。
後半の領土問題は、今まで問題意識をもったことがなかったテーマなので、「なるほど、そこがそうつながるのか!」という発見が多くて、とてもおもしろい。通常倍速で聞きながら、ノートにまとめたり本に書き込んだりしている。ノートにしっかりメモしたいときは一時停止をすることができるので、放送授業は本当に便利。
最近のことはYouTubeで検索すればいいのだ!
「国際理解のために」の授業をとろうと思った時に、放送授業のシステム的に難しいなと思ったのは「現在進行形の世界情勢については知ることができない」ということだった。
しか~し! ありがたいことにイマドキはYoutubeで、いろいろな媒体が先生をゲストに呼んで対談をしてくれている!!
それはどういうことかと言うと、例えば、放送授業の「領土問題」のところではパレスチナ関連の話がでてくるわけだが、事前録音の授業では2023年に始まるガザのハマスによる攻撃の具体的な背景については触れられていない(当たり前)。これが対面のリアルタイム授業なら、きっと先生は「今」に結び付けて話をすると思う。そんなわけで最初は「今、起こっていること」を勉強できないのは放送授業の弱みだなと思っていたのだが、「最近の話はYoutubeを見たり、本を読めばいい」ということがわかった。それで、放送授業ではYoutubeや本で最近のニュースを読むために必要な、ベースとなる知識を学べばいいんだなと思うようになった。
とくに「国際理解のために」の高橋和夫先生は、パレスチナ問題の本を出されていたりYoutubeのゲストでお話をされていたりするので、「放送授業を聞いて、先生が出ているYoutubeを視聴する」でひとつの学びが完成する感じが半端ない。一粒で二度おいしいというのはコレだなと、私はほくそ笑んでいる。
そんなわけで、10月からはじまった放送大学での勉強、やたらと「国際理解のために」だけ視聴がすすんでしまった。ほかのふたつも、ゆるゆるすすめなきゃ。