のの花クラブ
溌剌とした毎日のために、季節の整体について書いています。
STOP!我慢大会 日ごと夕暮れが早くなるにつれ、少しずつ冷え込みを感じるこの頃、いかがお過ごしでしょうか?うちでは今年は薪ストーブを設置して、10月下旬の寒かった日に一度火をつけてみました。長年オール電化住宅暮らしだったので、火のある暮らしに強く憧れておりました。何といっても料理は炎の芸術!だと思います。 秋とは言っても昼間は暑いくらいに暖かな日も多いので、あまり実感がないかもしれませんが、今の時期は皆さん結構身体が冷えています。というか、この時期と3、4月の花冷えの頃
保湿よりも、お味噌汁。食の慎み 今年は残暑が厳しくもう秋は来ないのかと思ったほどでしたが、さすが自然はきちんと巡り、秋分の日を境に急に冷え込んで、澄んだ空に曼珠沙華が色鮮やかに映える季節になりました。 秋は五行で言えば「金」、五臓では「肺」にあたる季節です。秋に差し掛かってから、うちの子たちも含めて咳をしている方を多々見かけます。夏の間は汗で排出していたものが、明け方の冷え込みで汗が体内に引っ込み、それを咳として再び出し直しているパターンです。 皮膚と肺は共に呼吸器です
ワクチンと人間の霊性、2種類の悪魔 今月は少々差し迫った話題として、先に季節の整体から離れたお話をさせていただきます。 私は以前よりR.シュタイナーの著書や講義録を愛読(大半は理解できませんが)していて、彼の説の中に、2020年頃から急速に広く知られるようになったものが2つあります。 ひとつめは、「ウィルスは存在しない。しかしそれが病氣を引き起こすという考えを普及させることは、人々をコントロールするために実に便利な手段である・・・」というもの。実際この数年、ウィルスが病
夏は後ろからの風に注意 いよいよ夏も真っ盛り。夏バテせずに元氣に過ごせていますか?先月お伝えした「汗の内攻」について、大切なことなのでもう一度詳しく書かせていただきますね。 先月は発汗の効能のうちでも、食事や薬品によって体内に溜まっている「毒素の排出」という作用について説明しました。今回は汗のもうひとつの重要な機能「体温調整」という側面を考えてみたいと思います。 私たちの身体は北極圏に行っても赤道直下でも、ほぼ一定の体温を保ちます。死体ならすぐに外界と同じ温度になってし
「汗の内攻」は万病のもと 今年は梅雨の始まりが遅かったように感じますが、皆さん汗はしっかりかけていますか?5月6月と、きちんと汗をかける身体になっておくことの重要性をお伝えしてきました。 発汗は体内の余分な塩分を排出して緊張を緩める作用とともに、おしっこでも出せない毒素も排出しているそうです。食事や薬などの影響で毒素の溜まっている時や、発熱時にかく汗は、ベタベタとして臭く、毒素が抜けるとサラッとした心地よい汗に変わります。 上手く発汗が出来ないと、毒素を排出する腎臓の負
梅雨を乗り切る「腎」の元氣 今年も梅仕事の季節が近づいてきました。私は自分で梅干しは漬けないのですが、梅酢は結構よく使います。料理にももちろん、具合の悪い時にお湯で割って飲んだり、これからの季節には氷水や炭酸水で薄めてスポーツドリンクとしても使えます。市販のものは果糖液糖や精製アミノ酸など、あまり取り入れたくないものが沢山入っていますが、梅酢なら安心です。 日本では一時期、減塩信仰が盛んでしたが、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれたよい塩分をしっかり摂ることは大切で