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いつのまにか作家だったわたし

さて、展示会に足を運び

いろんな作家さんたちの作品をみて刺激された私

ひとまず『なにか、なにか作りたい!気がする!』となって

(アクション映画をみたあと体を動かしたくなる現象に似ている)

中学時代からたまに作っていた切り絵を試してみたり

消ゴムはんこを彫ってみたり


そこで初めてあることに気がつくのです

作家さんたちと私の作品のレベルがちがいすぎる


いや、あたりまえなんだが!

え、いま??いまそれに気づく?


あれ、私ってなんで描いてるんだっけ?

なにがしたかったんだっけ??と

私が描いても描かなくてもいいよね、うーーん


そんなことをぼんやり考えながら

絵を描く友人と話をしていたときでした

私『展示をみててさーやっぱ作家ってすごいよね

私なんて作家ですらないからさ、会話にも困ったよ』


友人『いやいや、あなたも立派な作家ですよ』


私『えー!その認識はないない!!』


友人『なにかを作るひとはみな作家です』


え……なにか?私なにか作品作った?


友人『はんこ、写真集、カレンダー、作ってるあなたも作家ですよ』


この会話、LINEだったんですけど

いまでもスクショして大事にとってあるんです


たぶんものづくりの最後のピースはこれだったから

この友人、実はあの、私を展示会と引き合わせた友人なのがすごいでしょう?

そんなことがありつつ飽きずに彫っていたのがこちら

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当時飼っていたパンダマウス三姉妹のはんこをメッセージカードにしたもの

このあたりからなんとなく一段階レベルがあがり

インスタのフォロワーさんたちに販売をすることに

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これが結構売れたのでした


プロ作家ではもちろんない

でも、私もいつのまにか作家になっていたのでした




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のの(クセつよいきものイラストレーター)
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