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裁縫初心者が『てづくり推しぬいBOOK』で創作キャラぬいを作ったよって話(後編)
長すぎたので前編後編で分けました。
前編はこちら
今回は髪〜から完成までです。
髪の毛を作る
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/82359099/picture_pc_cbf504c9b5893d6a14d895e7c5628efb.jpeg?width=1200)
いきなりサイコな絵面になっていますが、刺繍と同時進行で髪の毛を作ります。
髪の毛だけは型紙通りというわけにもいかないので、コピー用紙にそれっぽく描いて、ハギレで作った試作品の頭にまち針で突き刺して、修正があればまたコピー用紙に描いて突き刺すを繰り返しています。
まち針はDAISOです。
短髪と立ってる毛が表現したくて、髪の毛を何枚も重ねる事にしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1657407400922-0XVdi5x3yE.jpg?width=1200)
ピョンピョン髪も作ったけど使わなかった
ソフトボアとナイレックスをアイロン接着シートで貼り合わせて切り抜き
ナイレックスはてっきり毛足のない面を接着するんだと思っていたら、毛足のある面を接着するように書いてありました。
ここでのやらかしなのですが、ソフトボアとナイレックスの重ね貼りを切っていくとめちゃくちゃ繊維が散り「めちゃくちゃほつれてくる!」と慌ててほつれ止めを塗りたくりました。
しかし完成後調べてみると、これはほつれているわけではなくたくさん取れる繊維をコロコロなどで取りきればよかったらしいです。(ほつれが心配なら繊維を取り切ってからつまようじで少しだけ塗るのが正解らしい)
乱暴にほつれ止めを塗られた髪の毛はガビガビになってしまいました…今回のぬいの一番の反省点です。
髪の毛の黒い部分にも大量にほつれ止めを塗ったのでさらに汚くなってしまった…
パーツを切り分ける
![](https://assets.st-note.com/img/1657407605618-oIE8hgk4Tr.jpg?width=1200)
白〜白に近い色の布はいいのですが、黒い色の布には白いペンで書かないと全く見えない。
しかしこのペン、擦れるとすぐ消えるのでなるべく擦らなないよう気をつけます。
縫い合わせる
![](https://assets.st-note.com/img/1657407779860-kDf3xTylji.jpg?width=1200)
まち針をガンガン刺してがっちり固定して縫うのを繰り返します。とても痛い(指に刺さる)
縫い合わせる時に意識したのは、「なるべく細かく縫う」「必ず線の真ん中を縫う」です。
特にカーブのある部分は細かく縫わないと最後に糸が見えたりワタが出てしまう可能性があるな〜と思ったためです。
線の真ん中を意識していたのは、糸がブレないようにです。ここを雑にすると汚くなるかと思って。この意識は別に線の内側でも外側でもいい気がする。
自分の不器用な理由の一つに「いくら手順を確認してもミスる」があるのですが、案の定縫い合わせる箇所を確認し尽くした上で間違えて縫い直したりしています。
特に顔と額、顎を縫うのはミスしやすい箇所だと痛感しました。顎は本当にこれで大丈夫かヒヤヒヤします。
使用したのはクロバーのパッチワーク用針、縫い糸はダイソーの3色セットです。
縫い終わって面にひっくり返す時、手足の部分はリッパーの手持ち部分でぐいぐいしました。
一応、返すために鉗子(かんしと読むらしい)も買ったのですが使わなかったです。
ワタ詰めして髪の毛固定
![](https://assets.st-note.com/img/1657408156156-IsQY196ejL.jpg?width=1200)
いきなり裸のぬいが完成していますが、一気に仕上げたので写真がなかったです。ゴールが見えたので突っ走ってしまった。
![](https://assets.st-note.com/img/1657409803577-cgadsU4pxZ.jpg?width=1200)
ワタを詰める作業は雑になりがちだけど、一番技術がいるんじゃないかと思いました。詰め方がちょっと違うだけで仕上がりが全然違う。
特に顎周りが雑に詰めると変になりがちでした。詰めて、押しつぶして調整を繰り返します。
あとはギチギチに多めに詰めたほうが良いらしいので詰め込みました。
糸が引きちぎれないかヒヤヒヤしましたが無事完了。
髪の毛はグルーガンではなく白い縫い糸で縫って固定しています。
今回本の通りグルーガンにしなかったのは、私がグルーガンの取り扱いが下手だからです。
服を縫う
![](https://assets.st-note.com/img/1657409312748-F8MbIvp9rz.jpg?width=1200)
服の型紙を使って服を縫います。
使用したのは「Tシャツ」と「パンツ」の型紙。
そして問題が色々発生します。
・へその位置が下すぎた&思ったよりパンツがハイウエストで全く腹が露出できてない(デザイン画通りにならない)
・ナイレックスで作るべきところをソフトボアにしたせいか、服がミチミチパツパツ
・白のナイレックスでTシャツを作るととっても透け透けになる。
上二つは諦めました。また気が向いたらちゃんと作ります…
三番目の白のナイレックスで作ろうとしたTシャツは、夏場のだらしないオッサン感が許せなかったので、白のソフトボアに変更しました。
(ほんとは別素材の生地を買ってきたほうが良いと思います)
完成!
![](https://assets.st-note.com/img/1657409781599-lkFPoBfgNX.jpg?width=1200)
やったー!できました。第一子。男の子です。
ほんとはもみあげに刺繍を入れたかったのですが、耳周りがいろんな布が集まってガッチガチに硬いので後から付け足すのは無理でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1657410093230-5TB6U2kchh.jpg?width=1200)
腹というか指を痛めて(主にまち針)産んだ子なので感慨深いです。世界で一つだけの創作キャラぬいです。次回改善したい点は、髪と刺繍と服の素材ですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1657411337878-hgoU6mOyec.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1657413551613-8fUeO001B2.jpg?width=1200)
まとめ
ミシンがないため、今回全て手縫いで行いましたが時々「これを全部手縫いするの?本気?」となる場面があり小サイズですらそうなので中、大サイズになるとミシンなしはしんどい気がしました。私が短気なだけかもしれない。
刺繍はゲーム実況動画を見ながら地道にチクチクやりました。
大変でしたが、完成した時はとても嬉しかったので乗り越える価値のある山だと思います。
2作目は小サイズのナイレックスです。とても楽しい。
とにかく不器用でも本の通りにやれば完成出来るので、みんなてづくり推しぬいBOOKを買おう。そしてぬいを作ろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1657411375739-V6K1fz4zcN.jpg?width=1200)
おわり