〖国別〗e-sim SUPGOの感想まとめ
楽天で買えるe-simで、今のところアジア圏なら最安値だと思われるSupGoの、それぞれの国での使用レビューをまとめておきます。
他の地域に行く際の滞在期間別おすすめSIMと、もう少し詳しいSupGoの情報はこちらの記事にまとめています。
SupGoは、1·3·5·7·10·15·30日間の中から自分の滞在日数に合った日数が選べます。
ギガ数は、1日に使える容量から選ぶ500Mb·1GB·2GB·3GB/24時間
(超えた場合は128k bps無制限) のプランか、
合計3·5·10·20·50GBのどれかから選ぶプランがあります。
選択肢が多いですが、自分の旅行日数と携帯を何に使うかによって決まるのでそこまで難しくありません。
1番短い日程で少ない容量にすれば、1日240円で国外のWiFiが手に入るので相当安いです。
楽天から買うのがメインだと思うので、領収書もすぐダウンロードできて、出張利用など仕事のために急遽必要な場合も利用できます。
なにより、e-simはデータでのやり取りのみなので、現地でも購入できる点が強みです。
ただ、購入してからショップからのQRコードが送られてくるまでに1日ほどかかった時があるので、余裕を持って買うと安心だと思います。
それでは簡単な説明はさておき、SupGoが使える香港、マカオ、インドネシア、マレーシア、タイ、シンガポール、ベトナム、カンボジアで自分が滞在した国での使用状況を国別に分けて紹介します。
マカオ
小さい国なので、主要な観光地は4Gのままで昼夜問わずずっと使えて問題ありませんでした。
香港から入国したのですが、1度スマホを再起動しないとマカオの電波に切り替わらず。
もっと中国側などに行かれる予定のある方でも、中華通信が繋がっているので問題なく使えると思います。
香港
入っていた通信会社は失念してしまいました。
5G~4Gを行ったり来たりしていました。
基本的に5Gの時が多かったです。
ディズニーランドや油麻地といった人混みでも5Gのままで、通信で困ることはありませんでした。
大きい商業施設の中や高層ビルの上でも電波は問題ありませんでしたが、昔ながらのビルの地下や高層階の室内ではデータを読み込むのが若干遅かったかな?という感じ。
カフェや高層ホテルに宿泊予定の方は、より早くWiFiを使いたい場合、そこで提供されているWiFiを使った方が早いだろうなと思います。
シンガポール
CELCOMというキャリアのWiFiが入っていました。
国内全域で安定した4Gが使えました。
セントーサ島のビーチやマレーシア国境付近、Kranji 駅からタクシーでしばらく行った場所にあるLim chu kang地区にも行きましたが、4Gで問題なく繋がりました。
ジュロン島やテコン島といった小さい島は行きませんでしたが、本島からそこまで離れているわけではないので範囲的には4Gが使えるのではないかと思います。
国内のカジノ2箇所(地下1階~地下3階)は問題なく繋がり、セントーサ島の地下でも使えていたので、ユニバーサルスタジオシンガポールなどの地上テーマパーク内で回線が混み合うことはあまりないと思います。
中国 アメリカ オーストラリア ニュージーランド タイ フィリピン 韓国 インド ベトナムにもトランジットや複数目的地で用事があるなら、アジア用ではなくてオセアニア用のものを買うといいです。
マレーシア
都市部では4Gが安定して使えました。
キャリアは確か、シンガポールと同じCELCOMが入っていた気がします。
ジョホールバル、マラッカ、クアラルンプールといった都市部でしか使っていないのですが、その他の田舎地域ではだいぶローディングが遅くなるのではないかと思います。
クアラルンプールからジョホールバルまでの道中に通る山間部では、今までSupGoを使っていた中で1番電波が入らないタイミングがありました。
通行ではなく、山間部のみに用事がある場合は他のSIMも検討してみていいかもしれませんが、東南アジアの田舎はどのキャリアでも格段にWiFi環境が変わることはなかった気がするので、そういった意味では無難な選択肢になるのではないかと思います。
タイ
全体的に問題なく繋がりました。
バンコク
夜の市街地や混んでいる場所、小さいマーケットや電車の中でも日本と変わりないスピードで使えました。デパートの奥にいても5Gのままでした。
プーケット
プーケット空港からビーチの方まで行く最中だけ、少し遅くなったかなという気がしました。
トラに会える施設とかそっちの方がメインの人は少し遅くなると思っておいた方がいいかもしれません。
離島までのスキューバダイビングに行かれる方は、メインの離島はどこもWiFiが入りました。問題なく使えると思います。
パタヤ
バンコクと同じくらいサクサク繋がりました。
少し首都から離れていても、速度はどこも全く変化を感じませんでした。
アユタヤ
バンコクから向かう最中は少し遅くなったかなという気がしましたが、マップも問題なく見られるしご飯も探せました。
もちろん人気スポットはWiFiに困ることもなく、ここで困らないならタイはほとんどしっかりWiFiが使えるだろうなと思いました。
中国 アメリカ オーストラリア ニュージーランド シンガポール フィリピン 韓国 インド ベトナムでも同時に使いたい場合、オセアニア用であれば1枚で設定を変えることなくそのまま国境を超えても同じSIMが使えるので便利です。
台湾
台湾はアジア圏で色々使えるやつの圏内に入っていません。
台湾専用のものを買わなければならず、それを選ぶとすごくお得!という訳ではないのが微妙なポイントです。
日本からだとなかなかないと思いますが、いくつものアジア圏に行く必要があるという場合、トランジットで別の国に寄る場合は、あまりSupGoでなくてもいいのかなとは思います。
電話番号付きで同じくらいのSIMも、セール時には見かけます。
eSIMの中では安いラインなのかな。
今回使ったのはこれ。
自分で使い方を分かっているというところも、他のSIMと比べてメリットだったので使ってみました。
これは、最初から電話番号ありは選択できません。
電話番号が必要な長期留学目的の渡航などは、別のSIMを選んだ方がいいでしょう。
50日程度の留学なら電話番号は必要ないですかね。
使ってみた感想としては、台北ではまぁまぁ繋がります。
5秒くらいでサイトのページが開くくらい。
読み込む時間があることにはあるものの、人がたくさんいる訳ではなければ使えはしました。
台北の観光に三連休弾丸旅行とかなら問題ないと思います。
続いて日本人に人気の観光地 九份。
九份自体では台北より若干遅いくらいで繋がります。ただ、移動中1時間ほどのいわゆる田舎の方では、さらに若干遅くなりました。暇つぶしに九份のグルメを調べていたら、短気な私ならちょっとイライラするレベル…笑
サイトを開くのに10秒くらいかかっていたと思います。
他にも、第2の都市 台南。
台北よりさらに繋がりづらいです。
台北からの新幹線の中では問題なく使えていましたが、そこから離れれば離れるほど繋がりづらかった気がします。
そして 台中。
山が多いからか、台南と同じくらい繋がりづらかったです。Instagramなんかは即時投稿ができないくらい。
諦めてあまり携帯を触らずに過ごしました。
最近グルメの街として注目されつつある 嘉義。
街中ならまだしも、マップを見るのも苦労するくらいの電波の入らなさ。ネットでレビューが高い近くのローカルなお店に行こうとか思っていると大変かも。
駅前などは台中と同じくらい電波が入ったので、街中でいろいろ調べものをしない人には問題ないのかも。
烏龍茶や中国茶、高級台湾茶で有名な 阿里山。
マップは問題なく開きました。車やバス移動だと、たまに次の地図が読み込まれない場所があったりするものの、山の中だしそんなものかと思えました。
お茶屋さんや茶葉専門店、焙煎所が並ぶ通りは一本道で整備されていたため、マップをあまり見なくても迷うことがなく特に困りませんでした。
ただ、Instagramのストーリーはここでも即時投稿できないくらい。3分くらい待てば投稿できた気がします。
台湾最高峰の山 玉山。
スマホなんて触っている暇はあまりない場所ですが、高さが上がるにつれ翻訳も使えないくらい電波が入らなくなります。
3kmくらい歩いたところではまだまだ阿里山と同じくらい使えた気がしますが、排雲山荘ではサイトを開くのが1分以上かかってぼんやりネットを眺めるなんてことは出来ませんでした。
スマホで翻訳をしないとやっていけないという人は確実に倍以上払ってでも、いいSIMを買った方がいいです。中国語か英語が多少分かる人ならまぁ問題ないかな。
余談ですが、道中は英語もあまり通じずほとんど台湾人しかいませんでした。それでも皆さん、外国人をみつけると話しかけてきてくださったりしたので、分かる中国語だけでお話したり、色々身振り手振りで助けてもらったことが何度もありました。
翻訳アプリが使えないからと言って登山や命に影響があることはないと思います。
常に4Gが入っているのにも関わらず、なかなか快適に使えるという訳ではなかった印象です。
そもそもMAXが4Gなので、普段から使い慣れている5Gと比べてしまうと遅く感じます。
ただ、別のSIMを使っていた同行者の携帯を見ると、中華通信ではないキャリアと繋がっており阿里山くらいまでは日本と変わらずスマホが使えていたので、SupGoで拾うキャリアが良くないんだろうなと思います。全体的にあんまりオススメ出来ないです。