趣味もなく歳を重ねることはリスクだ
40代は人生の折り返し地点とも言われます。
そして「老後」という言葉が身近なものに感じられるようになる時でもあります。
では、「老後」とは何歳以降のことを指すのでしょう。
一昔前なら定年を迎える60歳を境に老後突入、というイメージがありました。
その定年が今は65歳に引き上がり、さらに、70歳まで引き上がるのも時間の問題です。
だからこそ、「老後」というのが一体何歳からなのか?というのが不明瞭になってきています。
そんなことも影響してなのか、「老後の自分を想像してください」と言われても、それがうまくイメージできないようになってきています。
とはいえ、昔も今も、人が生きていればいつかは「老後」に行き着きます。
ぼんやりと先に待ち構える「老後」。
その時、自分はどんな日々を送っているのでしょう?
近づく死に怯えて暮らすより、今を楽しく生きている、そんな自分でいたいと思うのはごく自然なことです。
そのためにも、老後に自分はどんな人間でいたいのか、そのために今は何をしたらよいのか。
これらを考えておく必要があります。
老後でも仕事をしている人も多いでしょう。
家族のお世話をしている人だっているでしょう。
どんな生活をしていたとしても、老後の自分が幸せに過ごす条件は、そこに「自分が心から楽しい時間を持てているか」ということが深く関係してきます。
その時に「趣味」なのです。
自分が楽しい、と思えて幸福感を持てる時間の作り方を知っているかどうか。
これが老後の生活を大きく分けるはずです。
趣味の重要度は余暇時間が多くなる老後ほど高くなるのです。
もちろん、老後になってから趣味を探すということでも構いません。
趣味を始めるのにタイミングが遅い早いなんていうことはないのですから。
でも、当たり前ですが、40代は老後よりも若い。
若い時ほど何事にも挑戦しやすく、そして習慣を作りやすい。
そう考えると、やはり老後の自分を意識し始める40代こそ趣味を始めるタイミング。
今を楽しむことや楽しむ癖を作ることは、老後の幸福度を上げることと深い関係があるのだから。
では。
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