恋愛を前提にした出会いって難しすぎた【つぶやき】
1か月。
マッチングアプリをやめるまでの期間。
残念ながら、「恋人ができたから」ではなく。
使っていた間、百数人の方のプロフィールを読んで、何人かの方とやりとりをして、三人の方と出会ってきた。婚活アドバイザーで学んだことを生かして、相手に喜んでもらえそうな言動を考えたり、こまめに来るLINEを確実に返信し続けたりしてきた。
やめてしまった理由を一言で表すなら、「疲れてしまったから」。
これに尽きる。
マッチングアプリという「恋活」を開始してみてようやく気付いたのだ。
「恋をする前提」での出会いは、普通に出会うのと全然違うことに…!!
これまでの私の恋愛パターンといえば、部活やサークルなど同じコミュニティの中で、ある程度の期間一緒にいて、ある程度仲良くなった人から告白されて付き合う(そして数か月後ふられる)というもの。
「相手」とは自然発生するもの。誰が次の「恋人」になるのかわからない。
気になる相手には多少アプローチすることはあるものの、「恋人」になれるように行動することはない。
要は、「恋愛する事前提」に、その相手と関わってこなかったのだ。
ただ、マッチングアプリは自分から「どの相手が良いか」を探し、「いかにしてその相手を恋人にできるか」を考えながら関わっていく必要がある。
かなり能動的な行為。かなり能動的な恋。
メッセージのやりとりを開始することや、初めてのデートに行くことも。
どんな行為も、「いつか恋人になるかもしれない」という関係が前提なのだ。
だから、何度も迷った。
このままこの相手とやりとりやデートを続ければ、暗に「交際OK」することになるのでは…と。
正直、小心者で警戒心が強い性格なもので、2~3回出会った程度の相手のことを全く恋愛対象として見れていないのに。
全く「恋愛モード」に入っていないのに、万が一誤解を与えてしまってはいけないのでは…と。
そんなことを考えて悩み続けているうちに疲弊してしまい、マッチングアプリを退会した。
「ちょっと関わってみて、合わないと思えば切れば良いじゃないか」。
ごもっともな意見。確かにそうだった。
実際、私が悩みに悩んでお断りした相手も、私が「ごめんなさい」と送った時点でなんの音沙汰もなくなった。非常に申し訳ないことをしたと思っていたけど、彼らはそれも承知でアプリを利用していたのかも。
久々にタロットカードを取り出して、「なぜ今回うまくいかなかったか」を占ってみたりもした。
出たカードは「ペンタクル(金貨)の平民」。地位や生活のために、真摯な態度で物事に向き合うことを表すカード。
つまりは、「出会いを真剣に考えすぎ」だったのかもしれない。
そしてマッチングアプリを退会した今、その三人のうち一人の人とはやりとりを続けている。しかし、その人とご縁があるのかどうかはわからない。
良い人そうだとは思ったけれど、やはりまだ恋愛対象とは思えない人。
この「まだ」にいつか変化が起こるのか。
それを見極めるために、もう少しこの人とは関係を続けてみようと思う。
…これまでにないぐらい、恋愛に期待を抱かなくなってしまったけど。
しばらく、しばらーく休んで、また気持ちが戻ってきたら、また参戦しよう。次はパーティーに挑戦してみるか。それと、何か社会人サークルのような「恋愛を前提をしない」出会いも。
それまではおやすみ。
野乃
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