癌ばらない
癌になった人を見ていると共通点があります。
それは超絶がんばり屋さん。
がんばる必要が無いのに、いつもがんばっています。
会社でも家でもプライベートでも、既に十分がんばっているのに、まだダメだとばかりにがんばります。
病気になってもがんばります。
入院しても、手術をしても、退院しても、再発しても、まだがんばります。
もう、がんばるの止めませんか。
そして、そんなひとが周りにいて、「がんばる!」なんて言っていたら、「がんばるあなたが素敵!」なんて言わないであげてください。
必要なのはがんばることではなく、休息、心身を労わることなのですから。
私は数年前、健康診断で胸に腫瘍が見つかり、精密検査を受けることになりました。
私の母も乳がんを経験しているので、血の気が引き、いろんな結果、未来を想定し、涙が溢れました。
そして、次第に、涙は怒りと変わりました。
誰よりも真面目にがんばってきた自分が、なんでこんなことになるんだ!!
そうです。
私も超絶がんばり屋さんでした。
誰に頼まれた訳でも無いのに、いつもがんばっていました。
こんなにがんばった自分が癌なら人生アホくさっ!!
もう、がんばらない!!!!!!!!!!!!!!!
検査のあと、私はそう決意しました。
最初の検査では細胞が小さかったものの、針を刺して細胞採取してもらい、細胞検査も行いましたが、良性悪性の判別ができませんでした。
その後、3か月ごとに検査をして様子を見ました。
そして、2年経った頃、初見の細胞は無くなりました。
私は腫瘍が見つかったときに、がんばることを止めることができたので、細胞が癌化しなかったのかなと思います。
あのままがんばり続けていたら...。
調絶がんばり屋さんががんばることを止めるのは、勇気がいると思います。
でも、どうか、もうがんばらないでください。
そのままのあたなで大丈夫です。
自分をゆるしてあげてください。
超絶がんばっていた分は、自分がワクワクすること、喜びを感じること、心地良いことに使ってみてはいかがでしょうか。
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