京都・奈良旅(7)薬師寺
唐招提寺から歩いて薬師寺に行きました
東塔が見えてきました。
東塔は創建当時(1300年前)から残る唯一の建物です。
昭和43年(1968年)高田好胤(たかだこういん)和上は伽藍の復興を訴え、写経勧進による白鳳復興を目指しました。
一巻1000円の御奉納料で100万巻を昭和51年(1976年)に達成して、金堂が落慶されました。
その後西塔 中門 回廊 大講堂 食堂が復興され、いにしえの大伽藍がよみがえりました。
金堂には薬師三尊像(国宝)白鳳時代が安置されています。
中央に薬師如来
右に日光菩薩
左月光菩薩
大講堂には弥勒三尊像 (奈良時代)が安置されていました。
大講堂から見ると金堂の両側に東塔と西塔が建っていて、見事でした。
中門は正面の門で、こちらから入るほうが、薬師寺を見学するには良かったですね。
東塔と西塔が並んで見えます。
私達は唐招提寺から歩いてきたので、北門跡を通って興楽門から入りました。
後ろから薬師寺に入ってしまいました。
中門のニ天王像は1991年に作られたまだ新しい像なので、彩色が残っていて珍しい像でした。仁王像と違って、洋服を着ています。
2024.5.14(火)