勝沼ぶどう郷(4)大善寺
勝沼ぶどう郷にある大善寺に行きました。
大善寺の本堂(薬師堂)と厨子は国宝です。
本堂は弘安9年3月16日(1286)の刻銘があり、築720年以上が経過し、関東周辺で最も古い建物です。
重厚な構えの山門です。
山門には阿吽の仁王像がありました。
鳥羽伏見の戦いで敗れた幕府軍と新撰組はこの地までにげてきて、近藤勇率いる甲陽鎮撫隊(こうようちんぶたい)は板垣退助率いる新政府軍と
大善寺の山門の前の柏尾坂で戦い、甲陽鎮撫隊は負けて江戸に逃げていきました。
大善寺には幕府にとって大切なお宝があったので、幕府軍は大善寺境内に陣を置けなかったのです。
この建物の中は見晴らしのよい部屋がありました。
窓から甲府盆地の綺麗な景色が見れました。
つづく