京都旅行(9)大徳寺
禅宗の名刹大徳寺の特別公開に行きました。
大徳寺の三門は応仁の乱で焼け落ちた後、一休和尚達の寄進により、一層部分が完成しました。
60年後に千利休によって2層部分が完成し、金毛閣と名付けられました。
この楼上に草履を履いた利休像を安置したことから秀吉の怒りを買い、利休切腹の一因になりました。
それ以来、この金毛閣の扉は閉められ、通れなくなりました。
今回特別公開では金毛閣の扉を開けてくぐり抜けて間近に拝観できました。
近くから見ると立派な門です。
狩野探幽による「雲龍図」が天井に描かれていました。
唐門の彫刻は見飽きることのないほど細かく、美しく彫られています。
別名日暮門といわれ、国宝に指定されています。
大徳寺はたくさんの塔頭(たっちゆう)があります。
境内には24ヶ所の別院や塔頭があります。
石田三成の墓のある塔頭です。
他にも織田信長の菩提を弔う塔頭や、前田利家が寄進して、加賀前田家の菩提寺の塔頭などもあります。
夕食は善哉で食事しました。
上品なお食事でした。
大変美味でした。
2023.5.14(日)
つづく
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