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辰年。パワースポット一直線の奇跡。
「・・・え。そんなことある・・・?」
年明け。やっと身辺が落ち着き、お寺の年越しもひと段落したので、お茶をいただきながら改めて去年の写真を見返していた時のこと。
「この時はまだぐぅちゃん(子の呼称)生まれてなかったんだなー。」
なんて、思い出に浸りながら妊娠期を振り返っていた。
一年分をざっと見終わって、なにかふと気になった。なんだろう、と思いながら自分たちが巡った場所、特にパワースポットと呼ばれる場所を改めて確認し、俯瞰した。・・・え、そんなことある・・・?
ちょっとあり得ないことが起きていて鳥肌が立ったので、とにかく書いてみたい。
これが何を意味するのか、こんなことが起こり得るのか、誰かの意見も聞いてみたいところだ。
辰の年の厄。
昨年、2024年という年は特別だった。
前にも書いたが、2024年の私は、辰年の年女の厄年。
その一年で、これまで全く縁のなかった結婚と出産、そして引っ越しなどを経験し、自分自身なかなかこの荒波に追いつけなかったが、年末になってやっと落ち着いてきた。
人生のイベントを、こんなも詰め込んだ一年はこの先もきっと他にないだろう。
昨年は、年始からずっと身重だったため、自由にいろんなところへ行けない生活が続いた。それまでの私は、思い立ったらすぐに旅に出る、という気ままな人生だった。そんな旅好きの私を気遣ってか、気分転換にと旦那が車でいろんなところへ連れて行ってくれたのだ。そのおかげで、旅行を兼ねて子どもが生まれるまでの二人時間を大いに楽しみながら、実質三人でいろんなところへ行くことができた。
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去年は産まれてくる子どもも辰年ということもあり、珍しく能動的にパワースポットをたくさん巡った(普段の私は身近な人に誘われたら行く、という程度)。
辰年にちなんでなんとなく龍神様を祀っているところに足が向いた。もちろん龍神様にこだわったわけではなく、旅先で近くを調べてピンときた場所を選んだのだが。
神社仏閣巡り以外も、温泉に懐石料理、海辺、山奥の湖、ロープウェー、城下町、スイーツ屋さんなど。日に日に私の行動範囲や運動量が制限される中で、出産のギリギリまで、とにかくいろんなところへ訪れ、たくさん思い出を作ることができた。
言葉でまとめてしまうとそれまでなのだが、昨年一年で、私の中には本当に特別な感情や景色、そして情景が残った。
偶然?必然?お導き?
妊娠期の10ヶ月の間に、私たちは大きく4箇所を旅行していた。
旅行を計画する時、はじめになんとなく行きたい地域を決め、そのあたりで個室に温泉、または露天風呂のついている宿や旅館を探した。
もともと夫婦そろって温泉が大好きだったが、やっぱり大きいお腹ではなんとなく入りずらいし、大浴場は転倒するのが一番怖かったので、なるべく人混みのない場所で、ゆったりとプライベート空間を楽しめるような旅にした。
そして、それらの近場で良さげな神社や、いわゆる”パワースポット”と呼ばれる神聖な場所を巡った。
もちろん厄除けや安産祈願を兼ねていたが、何よりも地方の自然豊かな神社など、気の流れの良い場所に行くと、お腹の赤ちゃんにも少なからずいい影響があるような気がしたのだ。
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そして、ひとつ巡るたびに、お腹の中で何かを感じてくれているんじゃないかと思うような、そんな不思議な感覚がしていた。
さて、冒頭で述べた、"ありえないこと"。
それは、結論から言うと、この一年で巡ったパワースポットの5箇所を線で繋ぐと、ほぼ真北に一直線に並んでいるということがわかったのだ。
以下、訪れた5箇所と位置を記したマップだ。
数字は、訪れた順を示している。
赤城神社(群馬県前橋市)
来宮神社(静岡県熱海市)
大室山浅間神社(静岡県伊東市)
高龍神社(新潟県長岡市)
三峯神社(埼玉県秩父市)
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地図上、訪れた順に番号を振っている。
多少のズレはあるものの、バラバラに訪れた5つの地点がほぼ直線に近い状態で並んでるなんてことがあるんだろうか。偶然にしてもできすぎていて、ちょっと鳥肌が立った。日本列島を横断、というほどの大げさなものではないが、地図で見るとそこには真っ直ぐな線が現れ、ちょっと奇跡に近いのではないだろうか。
この事実を旦那に教えたら、普段あまり表情を変えず、「へー、そうなんだね。」で終わる彼でさえ、
「これほんと?え、すごくない?」
とちょっと興奮気味になっていた。
そうなのだ、この旦那がちゃんと驚いてくれる事実なので、やっぱりすごい事なのだ、と確信した。
関東から北陸にかけて、真北にほぼ一直線。
そしてこのうちのほとんどが龍神様を祀っているのだ。
迷信深いわけではない私も、こればかりは何か別の力が働いているのでは、と考えてしまう。この直線からなにかを読み取りたくなるし、レイラインならぬ”のんのライン”の誕生か、と旦那と笑っていた。
冗談はさておき、それぞれの場所で購入した安産のお守りや、家内安全のお札などを手にとってまじまじと見つめ、この度は元気な子を産ませてくれてありがとうございました、とお礼を述べた。
この興味深い事象についてはもう少し考察したいし、また、訪れたすべてのパワースポットが本当に素晴らしい場所ばかりだったので、別の機会に紹介できたらと思う。
追記:
似たような体験をされたことがある方がいたら、ぜひコメントをいただきたいです!