離脱症状とサイバー心気症。
イマドキのメンヘラは「博識」だ。
症状や薬に関して余計な知識があって、精神科の先生もやりにくいとこあるんじゃないかな?
この記事(1~4)を読んで思った。
確かに、ベンゾジアゼピンは離脱症状や依存がヤバい!というのはメンヘラなら常識のように知ってたりするし、だから怖いから飲まない!とか言い出す人もいるだろう。必要だから薬出てるのに。
そして、服薬している人が減薬や断薬する時に、この記事(1~4)のように、すべての不調や良くないことは離脱症状のせいだ、みたいになってしまうことは想像出来る。
自分も10代の頃は、多分ベンゾ系の薬(コンスタンは覚えてる)も飲んでいたと思うが、ある時に減薬→断薬となった。
なんかいろいろ飲んだり変わったりしていたと思うので朧げな記憶だが、別の薬に置き換えながらやめていったと思う。
当時は、なんでそんなことせんとアカンのだと思ったが、今思うとベンゾ依存の回避だったのだろう。
離脱症状はあったのかもしれないが、結果的には断薬に至っている。
当時に、今のネットの情報があったらすんなりといけただろうか?
※ ※ ※
離脱症状といえば、現在の自分の主力であるパキシルは、すこぶる評判が悪い。
パキシルは減薬、断薬が地獄であることが「界隈」では周知されている。
離脱症状のシャンビリとやらが有名だが、いつから言われているのだろうか。
実際のSSRIの離脱症状はどの程度なのか。
自分は、増薬→減薬→増薬とか推移してるが、特には感じたことはない。
これを知ったために症状が出ることはあるのだろうか?
※ ※ ※
サイバー心気症は、気になる違和感や不調なんかをネットで検索したら重病の可能性があって、そうに違いないなどと思い込み、心を病んでしまったりするという。
もとからメンタルに不調があって服薬してるのに、不安な要素をネットで調べて「これに違いない!」ってなってしまう。
副作用や離脱症状は結びつけられやすいのかもしれない。
匿名掲示板とか、それを主治医に聞けよ、みたいなことを内輪でやりとりしてるのを実際に見ることがある。
まあ、医師が常に自分の辛いことを上手く取り除いてくれるとかではないからね。
様子見るしかないこともある。
なんだろうね。
そこから陰謀論とかに飛躍してしまう人も少なくないようだし、やっぱネットの見すぎは良くないとしか言い様がない。
特にSNSはエコチェンしちゃうしね。
広くものを見よ!(笑)