レンタル地蔵に宿るゴーストの話
「レンタル地蔵」に見る地蔵の代替不可能性
以前、「レンタル地蔵」という商売があると教えてもらったことがある。地蔵盆をしたいけれど、地域にお地蔵さんがない場合、よそからお地蔵さんを借りてくるというのだ。面白い話だと思った。
ある物事について、具体から抽象へ置き換えて考えるトレーニングを受ける機会は私の場合、多い。学問でも行政でも、個別具体の話への傾倒は望ましくないとされる領域だ。
そういう場所に長く身をおいてきたせいか、「地蔵がないなら、似たような機能を担う別の何かで置き換えれないか」などと考えてしまうクセがついている気がする。だからもし私が商売をしたら、おそらく地蔵の機能を抽象化して、代替する何かを提供して「どないでっか?!」等と言ってしまうだろう。いかにもな発想だ。
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