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「まちづくりのオワコン化」問題を考える〜コミュニティ政策のトレンドの話。

 先日とあるまちづくり系の学会の大会に参加しまして。その学会は、まちづくりに関する政策に関わる研究者や実践者、自治体関係者からなる集まりで、今大会は自由論題報告が主な内容でした。

 ここに参加して感じたのは、まちづくりをめぐる政策のトレンドの変化で。これは肌感覚の話ですが、この10年くらい「人々が集まる常設の交流拠点」が大事だ、という話がトレンディだったように思います。例えば、子ども食堂というキーワードが出現したのが2008年ごろ、アサダワタルさんが「住み開き」を提唱したのが2009年で、書籍として発表したのが2012年でした。アメリカでサードプレイスっていう言葉が現れたのが2000年ごろで、だいたいアメリカで流行った言葉が日本に渡ってくるのに10年かかるので、やはりこれも2010年ごろ。そのあと、各地でコミュニティスペースづくり、サードプレイスづくりが流行したのだと理解しています。その流れで、2016年とか17年ごろにリノベーションブームが視覚化されていったと。個人的なメモを共有するとこんなかんじ。

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