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読むまちづくり

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2020年2月の記事一覧

「名もなき」人々のための集客入門〜「隠れ家」は集客で悩まない。

 まちづくり絡みで、よく活動家のみなさんが悩むのが、集客というもので。つまり、地域のイベントなど「自分の活動にいかに集客するか」っていう話ですね。  で、面白い記事を読みまして。  初イベントをやるときは僕らも、「なにか大きなイベントをやりたい」という気持ちや「情報を発信する場が欲しい」みたいな感じで、「自分たちの認知にもつながるし」といってやったんですけれども。  目的を曖昧というか、そんなに明確にせずにスタートして。当時はよかったんですけれども、今は被り合っているとこ

電車の中で、知的好奇心に目覚めし「リビドーおじさんa」のポートレート

 こないだ、電車に乗ってて、面白かった場面を見たよって話なんですけど。ある「おじさんa」がいてね。乗ってるんすよ、電車。ガタンゴトンっつって。で、駅について。ドア開いて。おじさんa、降車しようとするんすね。したら、別のおじさん、「おじさんb」がね、駅のホームに立ってて、電車のドアが開くやいなや、乗り込もうとするわけですね。で、おじさんaからすると、電車を降りようとすると、出入り口の真正面におじさんbが立地塞がる形になって、スッと降りれへんかったわけですね。なんとかおじさんbを

「人間が不得意」な人が生み出すイノベーション〜社会的知性と技術的知性の話。

 今読んでる本で面白かったのが、「なぜ人類の数に対し発明家はこんなに少ないのか」という問いに、「技術的知性」と「社会的知性」の違いで答えていたことで。  例えば、スーツケースに伸びるハンドルと車輪が一般化したのは1987年くらいかららしいんすね。めちゃ遅いんですよ。じゃあそれはなんでや、いうたら、人々は重い荷物をどう処理するかという問題を「誰かにどうにか運んでもらう」という発想で解決してきたからだと。これが「社会的知性」なんすね。  一方で、スーツケースに車輪つけたら良く