卑屈になっていた私
どうせ私なんて…
ずっとずーっとそう思って生きてきた
私には何もない
特別何か得意なこともない
勉強もできない
すごく可愛いわけでもない
むしろ、嫌いなところばかり
ずっと自分を否定して生きてきた
人と比べて卑屈になって、自分を否定して嫌いになって
いつしか自分さえも見失っていた
でも最近思った
毎日生活していて、辛いけど頑張れた時、
少しずつだけど日々前に進んでいる実感を持てた時、
《あ、自分はこれでいいんだ》と思える時があった
ご飯を作って、おいしいと言ってもらえた時
娘がママ!と言ってくれた時
どこか出かけた時に家族3人でシャッターをきった時
ほんとに些細なことではあるかもしれない
でも毎日の生活で溢れていることは当たり前ではない
きっと以前の私にもそんな瞬間はあったのかもしれない
しかし、それに気付こうとしなかったのかなと思う
家族に教わったこと
自分で気付けた部分
あるかもしれない
だから、私は感謝を忘れない
日々生きていられること、毎日ご飯を食べれること、
家族で川の字で寝られること、
当たり前のようで当たり前でない、そんな日常が私の卑屈さを少しずつ消してくれた
誰かがいるからとか、物があるからとか、スペックとか、自分を彩らせてくれるものは沢山あるかもしれない
でも、私にとっては日常の中に溢れている当たり前のようで当たり前でない、そんな中にあった、ありがとうの気持ちや幸せが、卑屈さを少しずつ消してくれたと思っている
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