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20歳 女 日記

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20歳 女 日記

最近の記事

2024/10/28

あたしといつかの鬱憤はツーカーの仲 あれもこれもなかったことにはできないし、あのときの感情はどうあがいても変わらないので、まあそれなりだったと軽く抱擁してあしらおう カレーをみんなで食べた、そういえば昨日も食べた、スパイスにはパワーがある気がする あったかい無言が好きだ、だれかと途切れることなく言葉を交わすのもいいけど、言葉と言葉の間の空気が好き 四季があるということ 地元を離れていろんな人と出会って2度目の冬 冬の気配を少しうれしいと感じるはじめての感覚、なぜかはわからない

    • 2024/10/22

      この年になって処世術が睡眠しかないのもいかがなものかと 一時的な逃避でしかないからつらい そういや今が笑い話になるのはiPhoneなんぼのときかなみたいな歌あった置いてけぼりテクノロジー 今がすべてプラスに好転すると捲し立てる全知全能の神スピリチュアル 今向いてるの前か後ろかだけおしえてー ギターサボってたから指じんじん

      • 2024/10/21

        もっと自分本位でいいのかもしれない 他者の介在に翻弄されない 一昨日駆け足でみにいった花火みたことないかたちがいっぱいでよかった 肉眼がいちばんきれいだとレンズを向けずにそれをみる横顔に恍惚した あんなに高いところから花火をみたのは初めてだった つぎは横からみたい 近いうちに果物を狩りにいきたい 特になんの記憶にも結びついていない金木犀に陶酔する初秋 銀杏はくさい

        • 2024/5/06

          ニュースの一定なテンポとひたすらに右から左の一方通行の情報たちが心地いい。お笑いとかバラエティとかみてる間はリアルと乖離させてくれて助かるけど、みおわった後の空虚に耐えられなかったり。空っぽを抱擁するほどの余裕は持ち合わせておらず、きょうあった出来事を反芻するなど。風呂場の鏡の鱗が復活しているのに気づいた、ニトリのスポンジ星3だな。1人でインドとか行きたい。お金足りない。人生観が変わったとかほざき回りたい。いろんな尺度で世界を見つめたい。

          2024/3/05

          さいきんのあたしはバイト先に点在している鉄のドアノブの静電気に怯えるなどして、ちまちま生活しております。一瞬顔を出した春、なんだったんだ。鮮やかにUターンしてきた冬、おとといきやがれ。この時期の桜か梅かの論争が好きです。19年の人生で合計1時間は占めてそうな、あの花は時期的に桜か梅かと言い合う、適当にその場を埋めるやりとり、きらいじゃない。大学生の春休みは想像以上に暇でそれでいて長い。たまの娯楽はあれど、ほとんど毎日あるバイトでは充足感は得られず、きまって陥るのは時間の海に取

          2023/11/28

          ひとと会話をするとき、そのひとの内包する知らない一面と対峙するとき、興醒めしてしまうときがある。一部分をみただけで相手を知り尽くした気になるのはお門違いだけれど、じぶんのなかの相手と相手そのものとのギャップに気づいてしまう瞬間。べつになにかを期待しているわけではないけど、あ、このひとはあのひとにはその面で評価されて、あたしにはこの面で好かれたいのかと透けて見えた瞬間、どんなに言葉のキャッチボールを続けたとしても、今後表面的な関係でとどまり続けるのだろうなと確信してしまいかなし

          2023/11/22

          部屋が死ぬほど散らかっている。心の余裕の無さが部屋に顕著にあらわれる。はやくクリスマスになってケーキを大胆につつきたい。なんならクリスマスじゃなくてもいい。あたしの好きな自由律短歌?(自由律ってもはやただの詩やんっていつも思う)に『倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使』という歌がある。倒れないように慎重になりながらもケーキを買った嬉しさからかかとがちょっと浮いた様子を天使に例えている。いじらしくて愛しい。『わずかに』っていう表現もたまらない。だいすきな歌。クリ

          2023/11/19

          もうちょっとで師走だ師走。師が走り回る月。急に現れた年末に意味もなく心がせく。あたしは走り回る準備はおろかスタートラインにも立っていない。シーツからお日様の匂いがする。嬉しい。これはお日様の匂いじゃなくて死んだダニの匂いだとかいってくるひととは結婚できない。

          2023/11/18

          ほんとうに今日は泥のように眠った。3回くらい昼寝をした。昼寝と名を打っていいのか。どうしても甘いものが食べたくなったのでド昼にパジャマの上から上着を羽織って近所のスーパーに行った。ド昼の老若男女が集うスーパーにこの格好で行けてしまったら最後。だれもあたしを止められやしない。入り口の前のベンチで学ランの男子高校生がから王のから揚げ弁当を食べようとしていた。1人なのに食べる前に小さな声でいただきますと言って、小さな挙動で合掌していた。なんか良かった。家にもどってちょっと前に買った

          2023/11/17

          最近バイト先の本屋で編み物の本が飛ぶように売れる。それはそれはビュンビュン売れる。あたしにとって編み物は趣味にしたいことの1つだけど、やれる気がしない。料理の比にならんくらい裁縫がてんでダメ。将来のあたしの子どもよ、上履き入れやら体操服入れが多少ガタガタでも目を瞑ってくれ。今日の2限のスピーキングの授業はRもKも来なかったからMちゃんとペアになった。彼女のスマホケースに銀杏BOYZのステッカーが挟まってたから日本語禁止なことを忘れておもくそジャパニーズで詰問した。銀杏の隣には

          2023/11/17

          日々の暮らしの漫然っぷりと言語化の乏しさに辟易するので今日から日記をつけることにする。特に意味はない。思考の垂れ流し。1日目にして眠くて言葉がつっかえている。日記のついでに今日聴いたグッドミュージックも添えることにした。3日坊主にならないように努める。さっきこたつを注文した。あたしの人生には無縁だったあったかい箱。ぬくぬくボックス。文明の利器。叡智の結晶。冬支度は進む一方で最近のあたしは夏っぽい曲ばかり聴いている。夏のほうが好き。でも冬ありきの夏みたいなところがあるので冬にも