超長い 私的INTJあるある
自分は高1infj-t→高2intj-tにかわってからというものの、その結果を3年間維持し続けているものである。intjとして生きてきて思うことがあるため発表する。
1.第1印象悪くない。問題はその後。
新学期など、最初はめちゃフレンドリーに振る舞う。自己紹介をして、インスタは積極的に交換し、名前を覚えようとする気概を見せる。
こんな外向的な一面は意外かもしれない。これは最初から相手に対して壁を作っているとその姿勢で敵を作りかねないため、仕方がなくそうしているだけである。
しかし、翌日には誰とIDを交換したのか、誰に名前を教えたのか、誰と喋ったのかすら覚えていない。
教えてもらったID、名前と記憶の中での顔が一致せず同じ人に何回か名前を聞き直す。そこで「前も言ったような」「またこいつ忘れてる」と相手からの印象は落ちる。
1クラス分の人数(30人)覚えるのに最低でも1ヶ月はかかる。
みんなごめん。覚えようとしているのだけど頭がついていかないんだ。
そのうち環境が整って1週間もすると陰キャになってくる。最初の外向的な印象を取り繕うのに疲れて、どうでも良くなってくるのだ。
根暗な自分を取り繕ってできた友達と一緒にいて安らぐのか疑問に感じるようになる。
そして与えられた環境で近しい人と友だちになる。
第一印象は「フレンドリー」2から3ヶ月すると「ツンデレ」長く付き合っていると「変人」という印象を与える。(自分調べ)
2.洞察力が馬鹿みたいにある。もはや洞察力しかない
裏に捉えられている本質的な意味をひらめく。これってもしかしてこういう意味なのか?みたいに。
何事にも理由があって理屈に従って動いているものだと思っている。物事への理解を深めたら勉強面では無双する。弱点はそこに行き着くまでが長いこと。学校のテストなどでは本質ではなく正しい解答を書くことを求められているため、勉強した割には成績はそこそこである。
故に研究者とか学者とか向いてそうって勝手に思ってる。
3.なんでマン
上でも言ったように、何事にも理由があると思っている。どうしてそうなるのか、なぜその結論に行き着くのか理解したいため、「なんで?」と疑問形になる。しつこすぎて親や先生から「自分で調べて」といわれるまでがワンセット。
暗記科目は理解してから覚えるためテストには間に合わない事が多い。
4.先を見て行動する
こうしたらこうなる、こうなるかもしれない、未来に対する危機感知センサーが働く。先を見て行動する、というよりむしろ先しか見えていない。
「それは必要だけど、今それする場合じゃないだろ」現象が自分の中で起こりがち。故に目の前の出来事が疎かになり、よくわからないヘマをしでかし、「なんでこうなったのだろう」と長考、改善策を見出すまでがテンプレである。
5.こだわりが強い
自分の中の確固たる理想像があり、それにすがっている。そのスイッチが常に独特であるため、絶対に譲れないポイントが日常の随所に出てくるたびに周りから「変わってるね」とやや変人扱いされる。
その時に初めて皆が違う物の見方をしているのだと理解し、若干居心地の悪さを感じる。人によって常識は異なると割り切っているため、引きずりはしない。
6.石橋を叩きすぎて壊す
基本慎重。1つの物事に対してあらゆるパターンを考え、1つ1つに対する対処法を考える。こうなったらこうしよう、そうなったらどうしたらいいんだ、が常に脳内会議されている。会議が収束しなかったり、急なパプニングがぶち込まれたりすると脳内混乱、パニックになり固まる。パソコンが「しばらくお待ち下さい…」で固まるイメージが一番近い。
自分の中で行動計画を立てるも、綿密すぎて守れない、予想と違うことが起きる→やけになって自爆がテンプレ。
7.リーダー格なんか任されることが多い
しっかりしてると見られがち。これは物事に対して計画だてて行動し、先を見ている言動からそう印象づくのだと思う。「しっかりしてそうだから」「なんかスムーズにうまくやってのけてるよね」とかいう理由で何かと頼られる。
本人は計画だてて行動することが当たり前だと感じているため、
「しっかりしていると思う理由そこかよ!」
「自分以外に適任はいるだろう。なぜ聞くのか…」と心のなかで反論する。しかしそれを口に出して言うのがめんどくさい、またごちゃごちゃ言われるのも時間がかかる、と思い仕方がなく承諾するも、みんなをまとめるというのは大変で、最終的にみんなはハッピー、自分一人だけげっそりな悲しい結果となる。
8.計画的
何事も計画を立ててからスタートする。定期テスト1つにしてもまず
①テスト一ヶ月前に全範囲把握
②範囲に該当する問題集、ワークの残量確認 何日で仕上げられるか計算する→秒で終わらせる
③脳に定着させるための算段を組む。
対策プリントは何日おきにする、ワークは何周して間違ったところを重点的にやり直すなど具体的な内容を考える。
④紙に書き出して1日ずつのノルマを確定。
⑤実行する
とざっと5ステップある。
大抵の人は1夜漬けでなんとかするものを私は1ヶ月かけて行う。記憶能力に自信がないがゆえにこんな方法を取るのだが、一夜漬けで高得点をかっさらっている人を見ると、自分の頭の出来の悪さが辛くなる。
9.完璧主義
人生において後悔の少ない選択をするように心がけている。「今後に役に立つから今のうちに精度を極めよう」と完璧主義になる傾向が強い。しかし、徐々に完璧にできない自分が嫌になって「なぜこんな事もできないのだろう」と病む。つくづく生きづらい性格である。
10.個人主義
他人は信じない、自分しか信じない。耳当たりの良いこと、口触りの良いことには絶対に乗らない。他人が言うことはその人が思う軸で話していて自分にも適用されるわけではないから信用できないし、自分のことは自分にしかわからないと思っている。よって個人主義をさらにふかめることになる。
11.性格の裏も表もない
女子特有の表では仲が良いが裏では悪口を言い合う、という精神がめんどくさいと感じる。
嫌なら関わらなければいいし、他人に何かを求めて勝手にイライラしているのは自分自身であるということを理解していないのか、と幻滅するためである。
たしかに苦手だなと感じさせられる人はいるが、そういう人であると割り切って接するようにしている。
そこに対してどうこういう筋合いはこちら側にはないわけだし、そもそも苦手な人に対して使うエネルギーと時間があるなら別の何か有意義なことに使いたい。
12.頭良さそうって言われる
先を見た言動、堅苦しい雰囲気や言葉遣いからそう感じるのかもしれない。はっきりいうが頭は悪い。確かに語彙は人並み以上にはあるとは思うがそれだけである。効率重視の生き方×語彙力がみんなにそう見せているだけなのではないかと思う。よくあるのが「テストの点数良かったでしょ」とか言われて実際そうでもなかったとき。あの間めっちゃ気まずいからやめてほしい。
13.まんべんなくできる、より突出している何かが欲しい
一つのことを極める事がすごく楽しいと感じていて、なにかのエキスパートになりたいと思っている。
中学校、高校では全教科70点以上取るより1,2教科で100点とってあとは人並み、が理想。とにかく何か一つでもいいから他の追随を許さないほどの「自分が胸を張って誇れるもの」がほしい。
それが自分の存在意義、日々の生きる糧に繋がると感じている。そこに行き着くまでがすごく長いし、辛いしで一筋縄ではいかないが、それこそが一つのことを極める醍醐味であり、楽しいと感じる。
ざっと思いつくだけで13個もありました。
intjであるという結果に限らずに共感できる方もいるのではないでしょうか。
ぜんぜん違う!という人も、「世の中にはこんなやつもいるんだな」と思ってみてくれたら嬉しいです。
ではまた。