春の服、かまいたち、ウサギの世話
4/3、ネットで洋服を買う。コロナ禍以降は外出の機会も減り、衣服に対する熱量もかなり下がっていたのだけど、この春は珍しくたくさん購入した。トップス3枚とスカートと、ナイロン地のショルダーバッグ。と言ってもユニクロとGLOBALWORKなので、単価はどれもさほど高くない。バッグは良いものをひとつくらい、などと考えてもいたのだけど、とにかく肩こりが酷いので軽い素材じゃないと使わなくなってしまうのだ。届いたトップスはすべて半袖なので、今すぐ着るにはまだ早い。この時期って何着てたかなあと、振り返れば毎年わからなくなっている気がする。
4/4、 「頭痛ーる」というサイトを覗く。気圧、頭痛、などのワードで検索していたら上位に出てきて、初めて見てみた。定期的に頭が痛くなるので、もしかしたら気圧と関係あるのかなあと思ったわけです。
気圧の変化で痛みが出るタイプを天気痛と呼ぶらしい。サイト上の日本地図には気圧警戒マークなるものがあり、地域によって分布が微妙に異なる。私の居住地域は「通常」となっているのだけど、みんなの体調という項目を見ると34%が少し痛い、37%が痛い、17%がかなり痛い…って、痛くない人ほぼいないじゃん!
私の場合は数ヵ月に一度突然やってきて、孫悟空のきんこじをはめて締め付けられているみたいなキリキリとする痛みがあり、治まるまでに数日から一週間ほどかかる。痛みが続いているうちは何をやってもだめで、不用意に頭を動かすとさらに酷くなってしまうタイプだ。声に出すと「ああああーいてててて」って感じ。生理痛から頭痛のリレーで、ここ3日間は鎮痛剤を手放せないでいる。
なぜか急に、かまいたちのYou Tubeにはまってよく見ている。家にテレビがないので最近のバラエティ番組とか、全然わからないのだけど、かまいたちは結構前から出ているので知っている。年代も近い(気がする)。エピソードトークも、食べ物系のランキング発表などのコンテンツもどれも面白いのだ。つられて紹介されていたグミをつい買ってしまった。追いかけるように日々、過去の動画を見まくっている状況。
4/5、頭痛がどうにもならん、というので気分を変えるためにコワーキングスペースで仕事をすることにした。電車に乗ったり、歩いたり(たいした距離ではない)、途中でアイスコーヒーを買ったりして、なかなか良い。具合はさっぱり復調しないが、ちょっとしたリセットになるので週中で使うの悪くないかも? と思った。ブースで区切られているのでカフェより視界が気にならないし、周りが真面目に仕事をしているのでなんとなく私も働こうという気持ちになる。環境に流されやすい人にはおすすめしたい。
ムツゴロウさんこと畑正憲さん逝去のニュースを仕事中に知る。87歳とのこと。厚労省によると2021年の日本人男性の平均寿命は81.47歳らしいので、若い時分に無茶をしたエピソード満載のわりには長生きされたと言っても良いのだろうか。私自身、物心ついたころにはテレビで「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」を夢中になって見ていて、大きくなったら絶対に動物王国で働くんだと心に誓っていたなあ。手紙も書いた記憶がある。働かせてください、というような志願の手紙。実際に出したかどうかは全然覚えていない。テナガザルのナナちゃんとか、パグのプー助とか、あと「子猫物語」って映画もあったよなあ。と、結構いろいろ思い出す。
昔から動物が好きで、小学生のころは飼育委員に立候補したこともあった。学校が休みでもウサギのご飯とトイレの支度は欠かせないので、長期休暇のときは委員になった人たちが交代で世話をしに行くのだ。そのとき私とペアになった子が朝起きられなくて、家で余ったキャベツやら人参やらを持って一人で通った。最初のころはなんとか登校してくれていたのだけど、途中からパッタリ来なくなってしまった。ある朝家に迎えに行くと、その子のお母さんから「ごめんね、まだ寝てる」と言われた。まあ仕方がないかと思っていたら、「待ってて、私が行く」となぜかお母さんが支度をしてきて、結局その日、私は同級生のお母さんと二人で学校のウサギ小屋の掃除をし、私が持参したキャベツを並んで食べさせたのだった。今思い返しても、実にシュールな光景である。
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