屋上へ初来客
都会の住宅では敷地に限りがあり、庭が小さかったり、陽当たりが悪かったり、そもそも庭がなかったりします。
しかし、自然と離れた都会の暮らしにこそ、緑の安らぎが必要なのかもしれません。
乃庭では、そんな課題に対して、事務所敷地内にてさまざまな緑化を試みています。
その一つである屋上。
はじめに、防水・耐根処理をして芝生をはりました。芝生があるだけでも、直射日光による屋根の劣化や室内温度の上昇を抑える効果が発揮されます。また、無機質な見た目から安らぎのスペースになりました。
次に冬場にクロッカスやムスカリの球根を植えました。普通のプランター栽培よりは小ぶりですが、花が咲き始めました。
そして先日、ハーブやジャガイモを蒔きました。発芽を楽しみに待っているところです。
今朝、水遣りをしていると、芝生の中からてんとう虫が出てきました。3匹、4匹、5匹…。
水はイヤだよ〜と、その名のとおりに天高く飛んでいく姿も見られました。
屋上やベランダも緑化すると虫や鳥がやって来るのです。私はそれが楽しみだったので、「この屋上に最初に来てくれたのはてんとう虫かぁ〜」と嬉しい気持ちになりました。
生きものたちが、自分たちの居ごこちのいい場所として来てくれるの、ちょっとうれしくないですか?
ちなみに、てんとう虫は益虫ですが、ジャガイモも植えたのでニジュウヤホシテントウにはあまり来てほしくないですけど。。
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