安堵の夜に浮かんでは

見ている景色に湧き上がる感情は
きっと自分に対しての事だから




素直に音を楽しめない世界が広がるのは
自分にもそんな所があるからなのか




そんな事は無いはずだって思っても
多分そんな思いに蓋をして
そうならない様に務めているだけならば



午前零時も過ぎた頃
暗い部屋でピアノと電子の声に身を任せて
安堵の夜に浮かんでる




人が来るとドキっとするよ
なんでだろうね





何か喋らなきゃって思うけど
大して面白くもないんだろうなって
そう思いながら





無理やりに間を持たそうとして
やっぱりあの子みたいに
皆を楽しませる事なんて出来ないんだ





だから僕はひとりぼっちなんだろうな
でもそれでもいいかって





諦めにも開き直りにも許しにも似た感情で
それならそれでまあいいかって




午前零時も過ぎた頃
暗い部屋でピアノと電子の声に身を任せ





そうして安堵の夜に浮かんでる





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