無重力音楽社

歌詞を作る練習としてはじめました 心のままにおもむくままに 遠い未来の誰かの君へ

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最近の記事

願った先の夕暮れは

夕暮れに 想いを馳せた その先に 願った色は 曖昧なまま

    午前3時の迷い

    腹減った 焼きそば食べよ いやでもね ただこの時間 悪魔的なり

    その理由は分っていても

    いつからか 眠りを亡くし 夜に問う 愛が気付けば 何故灰になる

    その理由は分っていても

    眠れぬ夜

    午前2時 影浮かぶ部屋 気にもせず 齧り付くまま 白夜の様で

    夜に吐き出す短い歌

    繰り返し 落ちゆく命 宙に舞う 霜月の夜 街の落葉

    夜に吐き出す短い歌

    夜に吐き出す短い歌

    この風が 色を無くして 聞こえても 白い瞬き 空に仰げば

    夜に吐き出す短い歌

    夜に吐き出す短い歌

    忘れゆく 青い歓喜は 歌に乗せ 灰色の夜 只放つだけ

    夜に吐き出す短い歌

    夜に吐き出す短い歌

    添える音 夜の灯りは 映るのに 浮かぶ言葉は 見つからぬまま

    夜に吐き出す短い歌

    夜に吐き出す短い歌

    何処に行く 訊ねた月に 微笑われて 暗い藍色 夜空の下で

    夜に吐き出す短い歌

    夜に吐き出す短い歌

    さようなら いつかどこかで つぶやいた 金星が手を すり抜けていく

    夜に吐き出す短い歌

    シのフラットの回想

    シのフラットが好きだと言ってた あの人の言葉が綺麗だった そんな事を何故だかふと思い出す 思い描いていた景色とは 幾分違っているかも知れない今を 僕はそれでもこうしていて どこかの街で きっとあの人も健やかに暮らしていたら なぜだかそんな事を思った夜に

    シのフラットの回想

    アコースティックな色に染まる帰り道

    表参道の坂上がりで スノッブ面の林檎を齧ったロゴを傍目に アコースティックギターの音は心地よくて 飲みたくもないものを飲みこんだのは多分アルコールだけじゃなくなって そんなこの五臓六腑が まるで浄化される様に 跳ねるギターの音が心地よくて 冷たい色した目の前の景色も アコースティックな色彩に移り変わるから 僕はこの東京の冷たい高い空に 暖かいため息を 煙草の煙に織り交ぜて吐き出した そうして もう少しだけ焚き火にあたっていたいけど どれだけ何かが発展したって 今日

    アコースティックな色に染まる帰り道

    暗い藍色、夜空の下で

    街灯に照らされる 暗く広がる、藍色の空の下 今にも染まりそうに 透けて広がる、雲の隙間で 11月に吹きすさぶ 灰色の風の音 誰も居ない公園の空き缶を カラカラと転がして 冷たくこの耳を行き過ぎていく癖に 雲の切れ間に 小さく光る、あの星は 宝石みたいに素敵だねと 君があまりに綺麗に微笑んだから この空に 浮かべてしまうあの時の風景も 吹きすさぶこの風で いっそ かき消してくれたらいいのに 街灯に照らされる 暗く広がる、藍色の空の下 今にも染まりそうに 透け

    暗い藍色、夜空の下で