いつもと同じ3:25から

たまに飼い猫の鳴き声すらも
煩わしくて鬱陶しくて


そのくせちまちま下らない写真をあげて
せせこましい承認欲求満たそうとして

そんなくだらない感性を持ち寄って
其処じゃないか、此処でもないか


もういっそ未来永劫
この世の何処にも無いんじゃないかって

こびりついてちらつきながら
それでもこの期に及んで
まだなんにもしちゃいない

それでもこの全てを愛して欲しいなんて
未だにみっともなく浅ましくも夢見てる

別にいいじゃないか
それでも別にいいじゃないか



気にするなよ
そんな事なぞ気にするなよ

心配するなよ
どうしたって
どうせ
いつかはどうにでもなるんだから

通り過ぎるライトに照らされながら
今日もすれ違い様
夜の走行音にかき消された

あってもなくても
どうしようもない湿った不足感に
ため息でまた充満してるこの部屋で

深夜2時に
まだ許されてる気がしていても

昇る朝日にまた背を向けて
そうして満員電車に揺られている様な感性だから

これっぽっちも何もかも
この世界のこの夜の何一つだって影響ない

別にいいじゃないか
別にいいじゃないか



気にするなよ
そんな事なぞ気にするなよ

だから心配するなよ
どうしたって
どうせ
いつかはどうにでもなってしまうから