傘の先よまるくなれ
雨の日の駅
傘を推進力にして歩く人たち
突き刺さる傘の先、割とくらってしまう
こういう人たちが、その傘に入れてあげたいと思う相手ってどんな人なんだろう
私だって同じようなことをしてしまっているはず
髪の毛が長かった頃、後ろを振り返るだけで私のポニーテールは威力を発揮していたように
自分のもつ加害性について自覚するには
それが自分に向かないと気づけないのかな
私は、
自分の後ろのことまで気づける人でいたい
草食動物みたいな感じで視野を広く持って
傷ついた分、人に優しくできる
だけど誰もが傷つく必要があるのだったらそれは悲しいから
目指せ、傘の先がまるい世界