調子に乗ってみる

私は、このnoteやSNSに、自分の心の中の、それもけっこう痛いところや恥ずかしいところ、自分の嫌なところも書いたりします。

昔は、そういうことできなかった。
いつでも、安定してる人、前向きな人、常識的な人に見えないとマズい、と思っていたから。

自分のできてない、足りてないと思うところを自虐ネタ的に使って笑いを取ることは多々あったけど、本当の本心は隠したり、見ないフリしてた。

今だってもちろん、すべてをオープンになんてできないし、まだまだ「こう見えたい！」って気持ちが先に立って取り繕っちゃうところもあるけど、本当の自分を出せる分量がだいぶ増えてきたかなぁ～って感じ。

そうすると、何が違うか？

ラクなんです。

ダメな自分を認めてしまうと、隠す必要がなくて、安心してダメでいられるから(笑)

プラス、「その潔さや正直さ、自己開示できるところがのぞみちゃんの魅力だよね」とか、なんなら自分を出せば出すほど「大好き！」って言ってもらえるようになったりして(特に女性から)、モテ期到来?!

自分の心の中を書くと、正直、これを読んだらどう見られるのかな…っていうザワザワ感はやっぱりゼロじゃないし、特に昔から私を知っている人はどう思うかな？ってちょっとは気になったりする。

あとは、何者でもない私がこんなふうに自分語りや精神論みたいなことを書くのも、いい気になってる、調子に乗ってると思われるかな…とかね。

セッションでそう言った私に、師匠大塚あやこさんがかけてくれた言葉。
「調子に乗る、いい気になるって、悪い意味にとらえられることが多いけど、決してそうじゃないのよ」
「本来の言葉の意味を考えてみて」
「音楽で、『調子』に乗るって大事なことよね」
「いい『気』になるって、すごくいいことよね」

『調子に乗る、いい気になるって、フローに乗るってことなのよ』

！！！！！

ほんとだぁ～ヽ(*´∀｀)ﾉ♪
なんで今まで、悪い言葉だと思ってたんだろ？

自己開示って、必ずしもする必要はないと思うけど、私にとっては、こうして書くことが自分を整理して解放することの助けになっているし、書くのが好きなのです。

そして、音楽も含め、私の発信するものを見たり聴いたりしてくれた人から、「勇気もらえた」「私もそうしていいんだって思えた」「私も自分の気持ち大事にしてみようって思った」って言ってもらえたりする。
そういうふうに、ほんのちょっとでも人の役に立てたことがとても嬉しくて、その人が本当の自分に一歩近づく瞬間を目にしたようで、心が震える。
私の魂がふるふると振動して、身体の奥から温かいものがこみ上げてくるのを感じる。
それが、幸せ。

だから、何者でもなくても、いや何者でもないからこそ、歌うし、話すし、書く。

自分の正直な気持ち、感覚を頼りに、これからも調子に乗って、いい気になって、フローに乗って行きたいと思います(*^^*)