ノンちゃん

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あちらの世界ってある?

夫が43才で急逝した。 私はもう少しで1.9倍近く生きたことになる。 夫の人生は、太く短く、だけど濃いものだった。 私はどーお? 1.9倍の価値はある?と常に自問している。 夫が亡くなった時、長男は17才/長女は13才だった。 多分、この世に心を残して行ったと思う。 私の心の中には常に夫がいた。 何かに迷った時、夫だったらどおするか、どう考えるかナ…と思って生きて来た。 今子供達は、それぞれ家庭を持ち、私には孫4人。 私は皆に助けられ、守られ幸せに暮らしている。 幸せ

    • 50代、60代の15.6年間、万葉の会に所属し、1ヶ月に2回程度、先生から講義を受け、1年に2回程、万葉の歌碑を尋ねる旅をしました。 東北から、壱岐・対馬まで巡りました。多い時は12.3人、少ない時は3.4人で、2泊3日か3泊4日、1日2万歩から3万歩程歩きました。 一番多く尋ねたのは奈良。 京都にもたちより、奈良・京都については、地図も頭に入っている様になりました。 14年前に先生が亡くなり、会が終わってからも、妹と万葉に関連づける旅をしました。 ある時は、朝食前に

      • 時は金なり??

        40年以上前になるけれど、子供が小さい頃『早くしなさい、早くしなさい』が、口癖でした。 ある時、我が子より、もっとノロノロ行動している子供をじっとやり終わるのを待っている親がいました。あんな風に待ってあげられる親に感心すると共に、『あっ、あの子はきっと気持ちのゆったりした人に成長するだろう』と思いました。その後、我が子にも『早くしなさい、早くしなさい』を言わない様、気をつけて育てました。 先日テレビ番組で、せっかちの人達に、どんな事でイライラするか、との質問をしていました

        • NHK「ヒューマニエンス ── ”土”生命の星の小宇宙」(2023年12月25日放送)を見て

          土の中の微生物である「かび」の違う種類のものを置いておくと、どちらも菌糸を出して繁殖を始める。 しかし、あるところまで近づくと互いに増殖をやめ、それぞれが抗生物質を出してけん制し合うのだそうだ。 土中の微生物の世界では一般的なことらしい。土壌の乏しい栄養素を独り占めして枯渇させたりしないために、ゆずりあって生きぬくようにしている、という説がある。 したたかな生存戦略と言える。 人間は見習うべきかもしれない。そうすれば戦争なんて起こらないだろう。

        あちらの世界ってある?