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春俳句 詠み流し

【季語・春嶺(しゅんれい)、春の山】

眠りから覚めて伸びをり春の山
春嶺の音が聞こえるような今

【季語・芽柳(めやなぎ)、柳の芽】

芽柳やどこ吹く風の合か否か
芽柳のつぼみを愛でる手の平や

【季語・鶴帰る、引鶴(ひきづる)】

誰がため海を渡るや鶴帰る

鶫さんが推敲してくれた句
→ 誰がため海を渡りて鶴帰る

【季語・葦牙(あしかび)、葦の角】

思と想の違いは何ぞ葦の牙

【季語・接穂(つぎほ)、接木苗(つぎきなえ)】

分け隔てない優しさよ接木苗

【季語・春愁ひ(はるうれい)、春愁】

始まりの前の緊張春愁ひ

【季語・春の鳥、春禽(しゅんきん)】

巡る四季常に生きるが春の鳥

鶫さんが推敲してくれた句
→四季巡り生をつなぐや春の鳥

【季語・春分(二十四節気のひとつ)、中日】

春分のそらは何色君のいろ

詠もう詠もうと思いながら、溜め込んでいたお題。今朝、詠んでみました。

文法や言い回しなど、気がつくことあれば、教えて頂けると嬉しいです。

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