#もしスキがお金だったら
スキとはかたちを変えた豊かさ
2021年7月9日金曜日、今日1日の仕事を終え、家に帰ると、私以外の家族はもうみんな帰宅してそれぞれの時間を楽しんでいた。
部活がなくなって、早く帰宅した子供達と、仕事が少なくなって休みが増えた旦那さん。
それぞれがステイホームという、家での過ごし方、楽しみ方に慣れてきた、ごく普通のサラリーマン、妻、パートの共働き家庭である。
子供達は2人とも受験生だというのに、仲良くゲームをして遊んでいるし、旦那さんは、朝から晩まで働いてイライラしていたのがウソのように、今では次男が塾に行くまでに、晩ごはんの用意をしなくちゃななんていいながら、休日は主夫で、おうちシェフをしている。
素材と量と品数にこだわるのが、エンゲル係数を跳ね上げているのだが、これは、致し方あるまい。私の時に品数を減らして、カロリーと味付けを薄くして、素材をシンプルに、時短で調理して調整しよう。決して手抜きではない。デザートはしっかり楽しんでいる。
夕飯を食べ終え、次男が塾に行くと、長男が家庭内アルバイトの食器洗いをしてくれる。
その間に、ゆっくりとベッドに疲れた体を横たえて、うとうとしながら携帯に目をやる。
数ヶ月前から始めた、noteというブログのようなものが、最近のもう一つの生活のようになっている。
毎日のように、訪ねていく人、何か書くたびにスキをくれる人。時々、訪ねてきてくれる人。
リアルの人間では、決してできない交流がここでは出来る。家族のような、そんな感じもしている。
今日はいつも、スキをくれるかっちーさんが、教えてくれた、とある記事から、
#もしスキがお金だったら
という記事の募集を知り、書いてみようかなと思っている。だが、ここで一つ問題が。
【もしスキがお金だったら】
これって、もしかして、他の人は今まで知らなかったのだろうか。もし、ってつけるところから、推測するに、きっとそうなんだろう。
いつの頃からだったかは、覚えていないが、感覚的に知っていた。私は。
お金と呼ばれるものの本当の姿に。
お金とは、誰かがスキという気持ちになり、それを受け取る時に、相手にそれを伝えるために渡すかたちを変えた豊かさ。
豊かさというものは、その人が今、一番必要なものに姿を変えて現れるのだ。
いわゆる、現金、紙幣や硬貨はどんな人にもわかりやすくするために、共通の形をしたもので、本来のお金の一部の姿。
わかりにくい人のために、似ている言葉を探すと、お金は=光り輝くもの✨→豊かさという言葉に言い換えられる。
本来のスキ=お金 とは豊かさの事で、一部は現金として支給されるけど、残りの部分は、豊かさとして皆、形を変えて受け取っている。総量は特別な場合を除いては、皆同じだ。
スキ=お金=豊かさのパラメーターは、他人からは見えない。自分にだけ感じとることが出来る。
パラメーターの割り振りは、大人になれば誰でも変更可能だ。
現金で受け取るか、時間や他の形で受け取るかは意識して決めている人もいれば、そうでない人もいる。
デフォルトでは、お金以外の形で受け取っている事が多い。
赤ちゃんや、子供は労働して現金を稼ぐ事が出来ない分、現金ではなく、まわりからの愛=スキで満たされている。
時々、子供ながらにそれをもらえず、苦労している子供がいるが、大丈夫。それは、時間差であとからまとめえもらえるようになっている。
苦労=努力というステップを踏むと、その過程にトレーニングが加わり、トレーニング終了時点で成果としてまとめて入るシステムなのだ。
鍛えた分、手にする喜びが大きいので、利息付きの豊かさを手に入れたい時は、あえてそちらを選ぶ人も多い。ハードモードといったところだろうか。
実際のところ、そんな事は選んでない、苦労なんてしたくない、人生イージーモードがいい、今すぐ豊かさが欲しいんだという人は、選び直す事も出来る。
現金がすぐに必要なら、現金をすぐに手に入れられる仕事をすれば良いし、
しんどいのが嫌な人は好きな事だけをやればいい。楽しい事だけをやればいい。
楽しい時間はすぐ手に入る。
引き換えに何か無くなるかもしれないけれど、人生に支障がなければ、それも一つの選択だ。
生まれつきお金持ちの家に生まれた人なんか、豊かさの割合は、少し現金よりだ。
お金はあるけど、いつも仕事で忙しい両親のもとに生まれた子供が愛に飢えているような、そんな話はよく聞く話だ。
割合は自由に変えられるので、それで不便があれば、変更すればいい。
現金の副作用
豊かさを現金で受け取る副作用といえば、依存症のようなもので、本来は足りるだけあれば、済むのだけれど、いちど手に入れてしまうと、際限なく所有したくなってしまうのだ。使い方を知っていないと扱いが難しい。
金持ちケンカせず、とか、お金もちが寄付をしたり慈善事業をやったり、人助けをするのは何もいいカッコしいな訳ではないのだ。
持つものの、あるべき姿。そうでなければ、急に失う、流れていってしまうのが、現金の難しさなのだ。管理も大変だ。
お金はあっても豊かさが少ないと感じるならば、簡単だ。お金を移動させて、他の豊かさを受け取るスペースを作ればいいのだ。
交換
何かと等価交換するだけで、相手に現金を渡して代わりにこちらがそのモノ、サービスを手に入れられる。
美味しい、美しい、時間が節約になる
身体が楽になる、知識や技術を手に入れられる
要は物々交換だ。
スキ=お金=豊かさ
スキは、豊かさであり、
これは、いつでもいくらでも他人に分け与える事が出来る。
しかも豊かさであるスキは減らない。
何故ならスキをあげて相手が豊かになれば
それ以上の豊かさが自然に帰ってくるからだ。
豊かさとは有形無形のエネルギーで、循環する。
今私が選んでいる受け取りパターンは、
①生活に必要な買い物をするための現金という豊かさとして。
②家から近い職場=通勤にかかる時間を代わりに好きな事をする時間報酬として。
③パートタイムで働く事で家族と過ごす時間を楽しむ報酬として。
ボーナスという現金の代わりに、時間内で出来る仕事をこなし、その対価を現金報酬として受け取る。現金としての豊かさは少ないが、契約時間外に発生する仕事は、社員など、違う勤務形態で働く事を選んでいる人にその責を任せられる。
責任報酬というものだ。こちらは多少のストレスも生じるので、体力に応じた責任を持つか、ストレスを解消出来るだけの現金報酬が、必要経費として加算されているかが、ブラックかホワイトかの試験紙だ。
ブラックで経験を積んで、あとから、その経験を何かの価値に変換している人もいるので、その辺りはその方面で成功している人に学べばよい。
健康を損なってまで、ブラックにハマるのは、オススメ出来ないので、病みかけたら場所を変えてみる事も、一つの手だ。一時的には辛い思いをするが、その経験を経てホワイトに移れば、たっぷり利息のついた何らかの豊かさが手に入るだろう。
特別な場合について。
人生ハードモードで生きてきた人によくありがちなのだが、意図していないところで、不思議な事が起こる。
失敗したと思った事が、最終的には結果オーライな成功に変わっていたり、
仕事を辞めようと思った時に限って、不思議といい事が不自然に起こったり。
そんな時はきっと何かにまだその時じゃないと引き止められている気がする。
豊かさの受け取り時期がもうすぐなのに、辞めるな、早く受け取れと。
逆にさらに悪い事が続くときは、新しい場所を探す時期で、そのダンジョンはクリアしたので、もう行ってよいということ。病んでる必要はない。
人生、悪いことばかりも手にする事は出来ないのだ。いい事がもう待ちきれなくて、早く受け取ってくれと目の前に現れてくる。
最近、パッとしないことばかり、続いていたあなたにはチャンスだ。
豊かさは循環する。
スキは無限で、お金と同じ性質を持っている。
豊かさに変換すると他の人からは見えないので奪われることもない
空いたスペースに入ってくる。
掃除が開運と言われるのも、あながち間違いではないのだ。
特に汚れているところをきれいにすると、体を使ってエネルギーを使った分、
空いたスペースに清々しい心と、
輝く何かが流れこんでくる。
【もしもスキがお金だったら】
お金の価値を考える。
欲張りな私はパラメーターを均等全振りしてしまうので、きっと平凡な人生だ。ヒーローだとか、ヒロインだとか、エースだとかリーダーとかではたぶん、ない。
オールマイティな器用貧乏といったところか。
ただ、この器用貧乏は、熟成すれば相当な価値を生む。たいていの事では困らない。
器用貧乏万歳。
【 若い時の苦労は買ってでもしろ 】
あれは、本当だった。
これまでの苦労を差し引いた分、あとは受け取る時期にきている。
最近は、空がやけにきれいだ。
ベランダのトマトが赤く色づく。
子供達は元気で、
旦那さんはのんきで、
学ぶことも なくならず、
新しいものが 楽しい
思った事を自由に表現できる場所もあるし、
心の中で 支えてくれる人も増えた
会えなくても いつでも会える。
幸せに悩める今日。
疲れて眠る日も。
冷たい水で顔を洗う日も。
スキで幸せになるし、スキで幸せにできる
そんなお話。
今日も素敵な一日を✨
いつもスキをくれるあなたへ。
スキ(愛を)込めて。
2021年7月10日 土曜日
一晩寝たあとに書き上げたお話
今まで聞いた話、読んだ話、感じたことを自己啓発本風に書いてみました^ ^