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なぜ性格の不一致による離婚が多いのか?原因と対策を考えてみた。
離婚理由で最も多い「性格の不一致」その原因と対策を考えてみた。
お互い好きになって結婚したのに、なぜ、性格の不一致で離婚する人が多いのでしょうか?
確かに、結婚は、付き合っている時のように楽しい事だけではありません。お金の事、子供の事、両親の事など、様々な問題に直面し、お互い協力して解決していかなければなりません。それにしても、相手の事を理解した上で結婚したのに、なぜ性格のすれ違いがおこるのでしょうか?
その理由は2つあると思います。
1.「相手も自分と同じ価値観を持っている筈だ」という勝手な思い込みと、その期待が裏切られた事による苛立ちや失望。
2.コミニュケーション不足
一つずつ説明します。
1.「相手も自分と同じ価値を持っている筈だ」という勝手な思い込みと、その期待が裏切られた事による苛立ちや失望。
よく結婚の理由で、価値観が同じだからと言うカップルがいますが、実際の所、同じ価値観は、ほんの一部だけで大部分が異なる価値観をもっている事を理解しなければなりません。
「自分がこう思うから相手もこうに違いない」という思い込みや「こうするのが当たり前だ」という自分の価値観が正しいと言う思い込みが相手とのすれ違いを生みます。
自分で勝手に相手の価値観を決め付け、実際に価値観が異なる事に気付き、それを相手のせいにして、相手に苛立ち、失望するのです。
相手に自分の価値観を強要するのもいけませんし、相手を変えようとしたところで変えられるはずがありません。
異なる価値観をもつ相手を、そのまま受け入れなければ、上手くいかないのです。
2.コミニュケーション不足
1.の価値観のズレを解消するのがコミニュケーションです。「長年連れ添っているから、何も言わなくても相手は、分かるはず」と考えるのは大きな間違いです。
人は言葉で伝えなければ、相手に理解して貰えないのです。
「相手が理解できない」「何を考えているか分からない」「私を理解してもらえない」などは、言葉によるコミニュケーションが出来ていないだけです。
もともと分からないモノ同士が一緒に生活しているのです。相手の話しに耳を傾けて、自分の事も言葉で伝えなければ理解し合えません。
もう一つ、人間関係は対等でなければ上手くいきません。会話においても、上からモノを言わないように配慮しなければなりません。
対等な会話でよく使われるのが「アイメッセージ」です。相手に何かを頼む時は、「(私は)何かをして貰えたら、嬉しい」相手と異なる意見を言う時は、「私は、こう思う」など、「私は、何々だ」と言う事で対等の立場での会話になります。
夫婦の関係が悪化すると、相手の悪い部分ばかり探しがちですが、そんな事をしていてはキリがありません。完璧な人間はいないのです。
相手を信頼して、相手の良い部分を見付けて、褒めて、相手に感謝の意を示す事が、より良い夫婦関係を築く上で重要ではないでしょうか。
まとめ
●「相手は理解出来ないモノである」事を前提にする。
●言葉で伝えないと、相手に理解してもらえない
●常に対等な立場で接する
●相手を信頼し、良い部分を褒め、相手に感謝の意を示すことが、良い夫婦関係を築く上で大切。