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どよよぉ〜ん!!不幸を哲学(私見)
不幸について考えてみました。
結論から言うと・・
『不幸はそれ自体が存在するのではなく、不幸は人それぞれが主観的に想像する事によて生まれる』と言うことです。
どういう事かと言うと、同じ境遇にあっても、人により幸福に感じる人と不幸に感じる人がいることから、不幸になる明確な境界線は存在せず、その境界線は各人の想像によって生まれます。 言い換えると、自ら不幸の落とし穴を掘り、そこに落ちる事で不幸に苦しむのです。
これは、『サピエンス全史』ハラリが言う人類の大きな転換点となった認知革命の副作用のようなものです。認知革命とは、人類が無いもの信じる(神話、神、お金etc・・)能力を得たことで、遺伝子の変異を遥かに上回る進化を遂げるきっかけになった出来事です。
無いものを信じる能力は、人類だけがもつ能力で、集団がまとまり情報を共有する上で重要な能力なのです。しかし、この無いものを信じる能力が逆に、人々の存在しない不幸、虚無感、疎外感などを生み出したのです。事実、生物で自殺をするのは、人間だけです。
不幸、虚無感、疎外感など、ネガティブなものですが、そもそもこれらの境界線は各人が勝手に設定したものなので、考え方次第では、幸福、充足感、受容感に変えられると言う事です。
現在のパナソニック創業者 松下幸之助が人生の三つの恵みとして、貧乏、学歴が無い、体が弱い事を挙げ、貧乏だから良く働き、学歴が無いから貪欲に学び、体が弱いから運動したと言うように、世の中は、考え方次第で如何様にも見えるのではないでしょうか。プラス思考で、少しでもより良い人生を歩んでいきましょう。