等身大の自分
私は今年33歳になる。
大阪在住、独身、医療機関勤務。
両親は健在、4つ下の妹は既婚。
彼氏は去年の夏に別れてから居ない。
少し距離の近い男性が何名かいるけれども、多分どの人もお互いに本気ではない。
仕事はまぁまぁ順調。
一応専門職であり大学卒業後、同じ仕事を続けているが少し飽きてきてもいて、いまいちど学び直している。
給料が良いわけではないけれど、ひとり生きていくのに足りないわけではない。しかし贅沢もできない。
最近はつくづく女性の価値は若さと容姿だと感じる機会が多い。
おっぱいが大きいか、美人な女の人は早く結婚して子どもを産むのが社会のためだと考える。
両方とも持たない私は、少ないお金で少しずつ、容姿をこつこつ整えている。
子どもは、要らないと思う。
仕事で精一杯の日々のなか、自分とは違う生き物の面倒までは見られない。ペットを飼うことすら自信がない。
子どもの学力はかなりの部分、親の経済力に依ると思うので安月給で子どもをつくるのは、可哀想だと思っている。
自分ひとりなら、自分のお葬式代くらいの貯金で充分かと思う。
最近個人年金を始めたのだけれど、途中で死んだら父親に入るようにした。
今は大阪で働いているが、老後は故郷に帰って暮らしたいと思う。今のところ。
これが、等身大の自分の今の気持ちである。