中学生まで病的に授業で突然寝てしまっていた娘の話。
娘が明蓬館高等学校に入学しようとしたキッカケは色々あるし、これまでも書いてきたかと思うのですが。まだ書いていないことがありました!
タイトルから質問がきそうですので、まず今娘は授業で寝る事はほぼ無いと思います。それは明蓬館高等学校が面白いからだ!と本人は言ってましたが、他にも理由があります。
皆さんは授業中に寝てしまった経験はありますか?私は高校生の時によく寝てました。他の人にも聞くと中高生の頃は一番眠い年頃だもんねという声が多く出ます。
なので「授業で寝る」は大きな問題として考えてくれる人には出会えませんでした。先生だけは怒りますが。
でも、幼稚園の先生だけは怒らなかったです。14時にお迎えに行くと帰りの時間に先生が絵本を読んでくれるのですが、ほぼ毎日、みんなと肩を並べて床に座ってスヤスヤ寝てました。それを見て「かわいいねぇ」と早めにお迎えにきたお母さんたちに言われる私。
私は「かわいい」と思えず、言われる度に、なんで毎日寝るんだろう。そう思っていました。でも、先生も何も気にしていないし眠いんだものいいじゃない。そうゆう優しい幼稚園で健やかに育ち後にその経験は大きな彼女の軸になります。
小学校になると、どんなに早寝早起きして睡眠時間も人より多く取っているのに授業中、不本意に寝てしまうことにずっと悩みました。
小学校4年になると流石に担任に「午前中から寝るなんて病気じゃないですか?」と言われました。(母として嫌な気持ちになる助言でした)
でも、心配で当時かかりつけ医でもあった神奈川県立子ども医療センターの眼科医に相談すると睡眠のことで検査してみる?と対応してくれて検査をしましたが特に睡眠障害の原因はなく。様子を見ましょうと言われます。
なので、とにかく寝てしまう我が子のそばについて起こしたいけれど、それは無理なので、気づいた子や先生に肩をトントンして欲しいとお願いをしました。
散々バカにもされましたよ。寝てばっかりと。それでも本人はわざと寝たわけではないと言って辛そうだったので「だいじょうぶ、気を付けようね」と声かけをしてきました。
その後その悩みに解決の光が見える日が来ます。
明蓬館高等学校の心理士の資格を持つ相談員の先生との面談でした。
何か気になることありますか?と最初の面談で言われて思い切って言いました。「授業中に寝てしまうんです」と。
きっと答えは見つからないだろうと思っていたのに相談員の先生はにっこり笑って言うんです。
「わかります。わかります、大変でしたね。でも、お母さん大丈夫ですよ。だって寝てしまう理由があるんですもん。」
はぁああああ??なんだって?理由がある?
という驚きとやっとちゃんと聞いてくれる人に出会えた喜びで涙が出てしまいました。
相談員の先生はそこから娘が寝てしまう理由を説明してくれるのです。
そして初めて聞く言葉たちに私は出会います。
まずはココに行ってみて下さい。と言われていったのがビジョントレーニングを教えてくれるジムでした。
私はそこで初めて我が子の視力だけでなく視覚の問題について気づくのです。視覚が脳へ与える影響や体の機能に影響することを知ります。
つまり、娘は視覚をうまく使いきれていないので人よりも数倍エネルギーを使って毎日を過ごしていたんですね。
ましてや右耳も軽度難聴だったので相当疲れるはずですよと相談員の先生は娘のプロフィールからなぜ眠くなるかを見立ててくれていたんです。
実はこれが私と「ビジョントレーニング」との出会いになるんですね。
出会いから学んでみよう?という今に至るまでは、これからマガジンとしてnoteで書いていこうと思っています。
困った!出来ない!どうしよう!には必ず原因があるんだよなぁと思うと私はホッとしたことを今も忘れません。
今何かに悩み、困っていてもきっと原因があると思うのです。
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最後までお読みくださりありがとうございます。
ではまた。