五味さんの絵本に対する想いに感動した話。
先日、NHKで絵本作家・五味太郎さんの50年「みち」というタイトルの番組があった。
画面に映る五味太郎さん。
初めてどんな人なのかを知る。
ちょうど母も同じ番組を見ていて「五味さんカッコいいね!」という声がお互いに出る。
有名な人気作品も「ただ思いついて」ほぼ1日という最短で仕上げたとか。
五味さん自身の考えをどんどん行動し表現して
うまくいかなければやめる
いい感じと思ったらみてもらう
なんてシンプルなんだろう・・・・
デビュー作のタイトルは「みち」
自分の生きる道を50歳の今考えている館長はこれ欲しい!
そして最新作「ひよこはにげます」
残す人生を考える76歳の母は最新作が気になったようです。
言葉と絵が並行して動く世界と
五味さんが言う。
それだ!と思うのはスタッフかなさんが大好きなコレを読むとわかる。
絵と文の一体化。
それを感じるのが得意なのが「子ども」です。
文と絵を同時に見ると?
それがよくわかるのがコチラ。長年五味さんの絵本編集された方のおすすめ。館長はこの絵本欲しいなぁ色も絵もすごくいい。
絵本はページをめくることで空間が動く
なのでエンターテインメント、娯楽
それを十分に遊べるのが子ども
子どものために?
情操教育のために?だけではもったいない
もっとスリリングだと五味さんは言っていました。
「考える」とはどういうこと?の質問に対して
五味さんが「よく見ること」と即答
きっと相手が人、動物、草花、食べ物、どんなものでもいろんな角度で見ているんだろう。愛があるよなぁと館長は思う。
子どもの仕事は見ることって言ってましたよ。
子育て中のお母さん、見るだけでいいんですって!簡単だよね。
子どもは未来のために生きていない。
子どもは「今」を生きている。
経験が少ない、体力的に小さい、金がない、だけでそれ以外は大人と同じ・・・ほんとそーだよ、と大きくうなずき、なぜか胸があつくなる。
「きんぎょがにげた」
「にげる」って好きに素直に生きるために必要だと。もうそれを聞いて感動し、だからあの最新作「ひよこはにげます」なんだ!
今の子どもだけでなく一緒に読むお母さんへのメッセージ?
居場所作りが多くの場所ですすめられているけれどにげる勇気がなければ居場所にも行きつかない。
つまり生き物として正しい判断をできたから「にげる」ことができる。
丘の上のミニミニ図書館にも何冊か五味太郎さんの絵本があります。
さぁいっちょにげてみるか!と感じた時は
どうぞお立ち寄りくださいね。