1月の絵本「こうしが うまれた」
絵本紹介をする前に良かったら丘の上のミニミニ図書館の館長の絵本紹介への想いをコチラからどうぞ。。
「こうしが うまれた」
福音館書店1984年1月1日発行
新井洋子 ぶん
中村英夫 絵
かがくのとも
オホーツク海に面した北の果ての牧場のお話。
大人になって改めてこの本を読んで思うのは
「かがくのとも」らしいな!ってところ。
絵から音や匂い、景色の中の気温、春を感じる空気感をリアルな絵で子どもたちに届けてくれています。
牛が干し草を食べる時の音聴いたことある?
牛がおしっこする時って〇〇みたい?
朝の乳しぼりが終わるころ空がしらみはじめるところ見てみたい👀
しらみはじめた空みたことある?それって何時頃なんだろう?色々な問いが子どもたちにも生まれるでしょう
生まれた牛の子はメスでした
なまえをつけていいよとお父さんに言われた女の子は、お母さん牛と友だちだから牛の子に「トモ」って名をつけます
館長はドキってしましたよ
(だって館長は丑年だし、よく父にトモコは牛みたいにもぉもぉいうなと言われていたから)
スタッフかなはリアルな絵がちょっと無理なんて言っていましたが
それもまた好みですね。子どもが好きだとか嫌いとか関係なく読んでみることをおススメします
そこに月刊予約絵本シリーズの醍醐味があるのだから😆
いかがだったでしょうか?
現在進行形で子育てしている方に昔の絵本を紹介するのはマッチしないんだろうか?
でも、改めて読むと福音館書店がしっかりしたコンセプトで届けていたバックナンバーは今も変わらず「子どもたちに大人が読んであげたい絵本」だと確信しています。
もちろん最新の月刊予約絵本を読んでみたい!という方は
是非コチラから定期購読おすすめです!
最後までお読みくださりありがとうございました。