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1月の絵本「あさいち」

絵本紹介をする前に良かったら丘の上のミニミニ図書館の館長の絵本紹介への想いをコチラからどうぞ。。

「あさいち」

福音館書店1980年1月1日発行
大石可久也 絵
輪島・朝市の人びと 語り
月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻130号

2024年の日本の幕開けに飛び込んだ能登半島の地震のニュースを見た時に館長はこの絵本を思い出しました。

輪島・朝市の人びとの語りから作られているということで絵を見ながら実際に朝市でにぎわう声がきこえてきそう。

どのページも物凄く能登が寒いことを
見ている子どももわかるでしょう
2024年から能登は何回寒い冬の夜をこえたのだろう

読み手は方言につまずくかもしれませんが
それも面白いところ

「うみのもんは うみで とれたものを、
やまのもんは やまで とれたものをリヤカーにつんで
にどらに しょって、まちまで はこぶ」

「あさいち」より引用

海も山も町も震災後どうなったでしょうか?
能登半島の皆さんが早く安心して暮らせることを心からお祈りいたします。


改めて読むと福音館書店がしっかりしたコンセプトで届けていたバックナンバーは今も変わらず「子どもたちに大人が読んであげたい絵本」だと確信しています。

もちろん最新の月刊予約絵本を読んでみたい!という方は
是非コチラから定期購読おすすめです!

最後までお読みくださりありがとうございました。

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