子育ての楽しさと幸せを叫ぶ!
朝のニュースで岸田総理が発表した少子化対策について若者の意見を聞いていた。
朝食を食べながら見ていた娘がこんなことを言い出した。
「私、小学生のときは結婚して子どもほしいと思ってたけど、今はそうじゃないかも。パパとママが私たちにすごく良くしてくれるけど、自分の子どもにここまでする自信がない」
え!?ちょっと今、娘さらっと私と夫への感謝の気持ちを言いましたよね!?
朝からジーンとする私。
そして、小学生のときから思考が複雑化して先を見通し難しいことも考慮できるようになった娘の成長を感じて嬉しくなった。
子育ての感動の瞬間って、こういうふとした日常の中にあるのがすごいと思うの。
あの小さかった娘が、私から離れると泣いていた娘が、こんなにも大きくなってママ嬉しいっすよ。
そして、うちの子に産まれて良かったと思ってくれることが嬉しい!
娘には「今は結婚したい相手がいないから想像がつかないだけかも。もしもこの先すごく好きな人ができてずっと一緒にいたくなったら、結婚したいと自然に思うかもよ?子どもを授かって家族になりたいって思うかも。だから、そんなときがきたら考えればいいんじゃない?」と言っといた。
実際、結婚したいからできるとは限らないし、子ども欲しいから授かるとも限らない。
この辺は人生とってもシビア。
運と縁に恵まれた結果が幸せな家族なんだと思ってる。
子育てのハードルの高さより、未知なる未来への期待を裏切られる恐怖の方が、もしかしたら今の若者は大きな壁だと感じているのかも?
なんて思ったり。
おっと話が逸れた。
まぁ、子育ての楽しさや幸せって、こういう子どもの成長を実感したときにどーんと来るんだよね。
あとは、子どもからの惜しみない愛情を受け取ったとき。
反抗期はほぼなく(ってか放牧夫婦で子どもは好きに生きろ、手助けはするぞって感じだから反抗の材料がない)、それでも確実に自立に向けて一歩ずつ親離れしていく娘だけど、優しいんだよ。
家族のことすっごく大切に想ってくれてるのは普段からわかってるんだけど、こういう意図的じゃない言葉に込められた愛情ってホント感動する。
あと、10歳の息子はよくしゃべるようになってから、もう毎日のように「ママ大好き♡」って言ってくれる。
人生でこんなにも「大好き」の言葉を貰えるって本当に幸せ。
(ちなみに旦那は言葉の愛情表現は苦手なタイプ)
私が疲れていると、真っ先にお手伝いしてくれるのも実は息子。
(娘はその辺のさじ加減ができるから、本当に無理なときはめっちゃ動いてくれるけど大丈夫な疲れは傍観w)
2人とも親への愛情を惜しみなく表現してくれるのマジ幸せ。
もちろん、子育てには大変な面もたくさんある。
教育にかかるお金は膨大だからせっせと働かないといけないし、息子は発達障害で吃音だから支援を得るための行動も必要。
でも、それもひっくるめて育児の醍醐味なんだろうなって思う。
私は恋愛ライターで「男は金をかけた女に執着する」って内容をよく見かけるし何度も書いたけど、時間とお金をかけるのは愛情あってこそだから執着するのは当然かもなんて思う。
もちろん、親が子に執着するのは良くないけど、お金と時間をここまでかけても全然惜しくないと思わせてくれる子どもっていう存在はかけがえのない存在だよね。
好きで注いでるのよ親も。
まぁ…注ぐ限界はあるけど。
如いて言うなら、推しに課金するファン心理みたいな感じかな。
今は人生の多様化が進み「子どもって人生の宝だよ♡」なんて言おうものなら「〇〇ハラスメント」なんて言われかねない世の中。
あと、不妊の人への配慮を考えて「子育てって素晴らしい☆」と言わない心遣いもしていると思う。
しかも、日本人はもともと謙虚で自慢を敬遠する国民性があるから、子育て世代は幸せや楽しさより大変さを訴えがち。
でも、もしかしたらそれが若い世代に「結婚と子育ては大変!無理!」というハードルの高さを感じさせてるのかも?
全員がとは言わないけど、子どもを持つ多くの親は「子ども持つんじゃなかった」なんて思っていないはず。
そして、子どもからしか得られない楽しさと幸せを感じているはずなんだよね。
だから、子を持つ親はもっと子育ての素晴らしさを訴えていいんじゃなかろうかと思う。
ってことで、今回叫ばせていただきました。
娘と息子よ、ママは君たちが笑顔でいるだけで幸せに満たされるのだ!
夫よ、子どもたちの笑顔のために老体にムチ打ってこれからも頑張ろうぞ!