水漬けパスタ【日々のこと】

最近、水漬けパスタにハマっている。
ハマるといっても週２・３回食べるとかでなく、
ただパスタを作る時は、水漬けパスタにしているだけです。

いつも使う乾麺を水に半日程度漬けておくだけの水漬けパスタ。
茹で麺みたいになるから、扱い易いんです。

「茹で時間も半分になって時短！」なんて巷の薦められ方は、私にとっては、あまり魅力でない。
確かに半時間で茹で上がるけれど、水漬けの手間や、漬けた容器を洗う短い時間を足していったら、相殺されてる感じだし。

それより、思いついた時に漬け始めて、半日置いてるのんびり感が、
たまらなく好きなんですよねー。
しばらくしてふと覗いた時に、ふにゃっと柔らかく曲がっている様を見ると、のどかな気分になります。家に居るんだなぁって。

外で働いていた頃は、少し手が空いたとしても、何か飲むか、スマホを触るくらい。気分転換にはなるけれど、当たり前のように家のことは出来ません。だから在宅になって、家のちょっとしたひと手間が出来ることに、大袈裟だけど、ささやかな豊かさを感じます。
僕が、家好きのひきこもり気質だからだとは思いますが…

で、水漬けパスタの味ですが、
確かにモチっとしていて、美味しくなったように感じます。
本当になったかどうかは知りません、なったように感じます。
手間ひまの分、感じたいだけかもしれません。
妻も「普通より美味しく感じる。」と言ってくれます。
「普通より美味しい！」とは言ってません、感じるとは言ってます。
でも、いいんです！夫婦が揃って美味しく感じてるんだから。
実際に美味しくなったかどうかは別問題。飲食店じゃないんだし。
二人のための晩ご飯。双方良ければ100点です。

そんな思いで、またパスタを水に漬ける。
アスパラに牛乳もあるから、今日はクリームスパにしようかなぁ。
柔らかく曲がった麺を見て思う。